抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究の目的は,三次元コンピュータ断層撮影(3D-CT)を用いて,解剖学的単一束前十字靭帯(ACL)再建における脛骨トンネル配置に及ぼす脛骨脊椎位置の影響を評価することであった。解剖学的単一束ACL再建術を受けた合計39人の患者を本研究(女性30人と男性9人;平均年齢:29±15.2歳)に含めた。解剖学的単一束ACL再建において,脛骨および大腿トンネルを,輸送技術を用いて前内側束挿入部位近くに作成した。術後3D-CTを用いて,脛骨プラトーの正確な軸像を評価した。脛骨プラトーの内側と前部の境界を0%,外側と後部の境界を100%として仮定することによって,内側と外側脛骨の脊椎の位置,および脛骨トンネルの中心を計算した。統計解析を行い,脛骨脊椎位置と脛骨トンネル配置の間の相関を評価した。内側脛骨脊椎は前部境界から54.7±4.5%,内側境界から41.3±3%に位置した。外側脛骨脊椎は前縁から58.7±5.1%,内側境界から55.3±2.8%に位置した。ACL脛骨トンネルは前部境界から34.8±7.7%,内側境界から48.2±1.4%に位置した。両側トンネル配置は,内側および外側脛骨脊椎位置と有意に相関した。しかし,前後トンネル配置では,有意な相関は見られなかった。中外側ACL脛骨トンネル配置と内側および外側脛骨脊椎位置の間に有意な相関を認めた。臨床的関連性のために,脛骨ACLトンネル配置は,脛骨脊椎位置によって意図的に影響を受ける可能性がある。ACLフットプリントの確認は,手術中に正確な解剖学的トンネルを作成するのに必要である。これはレベルIIIである;症例対照研究。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】