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J-GLOBAL ID:202202262017639533   整理番号:22A1013319

鳥獣被害問題の解決に向けて-目指すべきシカ生息密度と被害対策を探る-

What are the goals of wildlife management to reduce crop damage? Evaluation of the relationship between deer population density and their damages
著者 (1件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 11-17  発行年: 2022年04月01日 
JST資料番号: Y0218B  ISSN: 2187-4948  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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シカ等の野生鳥獣による農林業被害が全国的に深刻化しており,未だ被害低減への道筋は見出されていない。この背景には,被害と生息密度の関係性が解明されておらず,被害強度の変動要因も不明なままに対策が続けられているという問題点がある。そこで筆者は,シカ生息密度を簡便かつ高精度に推定できる手法を開発し,広域的なシカ生息密度分布を明らかにすることで,被害強度を様々なシカ生息密度間で比較解析することを可能にした。そして,農業被害強度が一定のシカ生息密度を超えると急激に増加することや,被害の大きさがシカの採食行動の変化等によって変動することを明らかにした。今後は,捕獲に傾倒しがちな現在の被害対策を,複数の被害対策を連携させた総合的な被害対策へと改善し,鳥獣被害問題の解決につなげていきたい。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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有害動物による植物被害一般  ,  動物生態学一般  ,  森林生物学一般 
引用文献 (10件):
  • Horino, S. and Nomiya, H. (2008) Mammal Study, 33: 143-150.
  • 環境省・農林水産省(2013) https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/pdf/kyouka.pdf
  • 幸田良介(2016)地域自然史と保全 38:29-40.
  • 幸田良介(2017)日本のシカ・増えすぎた個体群の科学と管理(梶光一・飯島勇人編),東京大学出版会,pp203-223.
  • Koda, R. and Fujita, N. (2011) Forest Ecology and Management, 262: 432-439.
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タイトルに関連する用語 (5件):
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