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J-GLOBAL ID:202202262021539928   整理番号:22A1174724

片側甲状腺切除後の甲状腺ホルモン補充療法の危険因子と予測ノモグラムの開発【JST・京大機械翻訳】

Risk factors for thyroid hormone replacement therapy after hemithyroidectomy and development of a predictive nomogram
著者 (5件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 85-94  発行年: 2022年 
JST資料番号: W4314A  ISSN: 1559-0100  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的:半甲状腺切除は,様々な甲状腺疾患に対して示される機能的対側甲状腺葉を保持するための有効な手術である。本研究は,半甲状腺切除術後の甲状腺ホルモン置換の危険因子の決定を目的とし,予測ノモグラムを開発した。方法:2015年1月から2020年1月までの良性甲状腺疾患に対する半甲状腺切除で治療した患者のデータを遡及的に分析した。患者のベースライン特性,手術関連変数および術前および術後の甲状腺機能を,症例記録から収集し,術後甲状腺機能正常症および術後甲状腺機能低下症の患者の間で比較した。甲状腺ホルモン置換のない術後甲状腺機能正常患者を,甲状腺ホルモン置換を伴う術後甲状腺機能低下症を発症した患者と比較した。甲状腺ホルモン置換に関連する因子を用いて,二項ロジスティック回帰モデルを構築し,半甲状腺切除術後の甲状腺ホルモン置換のリスクを評価する予測ノモグラムとして可視化した。結果:本研究に含まれた378人の患者(74%女性)のうち,110人(29.1%)が術後甲状腺機能低下症を発症した。術前血清甲状腺刺激ホルモン(TSH)>2.172μIU/mLを術後甲状腺機能低下症の独立危険因子として同定した(オッズ比[OR]=8.02,95%信頼区間[CI]:4.87~13.20;P<0.001)。術後甲状腺機能低下症の110人の患者のうち,56人(50.9%)は甲状腺ホルモン置換を受けた。片側甲状腺結節および術前血清TSH>2.172μIU/mLは,術後甲状腺ホルモン置換の独立した予測因子であった(それぞれP=0.01およびP<0.001)。一時的な潜在性甲状腺機能低下症は,12人の患者で生じた;すべての12は,甲状腺ホルモン置換なしで甲状腺機能正常状態に戻った。二項回帰モデルの弁別効果は,Hosmer-Lemeshow適合試験(P=0.503)によって信頼性があり,ノモグラムの予測能力は0.833のC指数で満足であった。結論:甲状腺機能低下症は半甲状腺切除術後に一般的であり,患者のほぼ半分は甲状腺ホルモン置換を必要とする。術前血清TSHレベルと片側甲状腺結節の上昇は,半甲状腺切除術後の甲状腺ホルモン置換の独立した予測因子であった。予測ノモグラムは臨床診療のための有用なツールである。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
内分泌系の疾患  ,  内分泌系疾患の治療一般 

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