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J-GLOBAL ID:202202262379041664   整理番号:22A1023175

HDAC9遺伝子のノックアウトは口蹄疫ウイルス複製を増強する【JST・京大機械翻訳】

Knockout of HDAC9 Gene Enhances Foot-and-Mouth Disease Virus Replication
著者 (13件):
資料名:
巻: 13  ページ: 805606  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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口蹄疫ウイルス(FMDV)は,主にクジーン蹄動物に感染する高伝染性ウイルス疾患である。細胞培養によるFMDVの伝播はウイルスの生物学的および抗原特性を保存する重要な方法であり,FMDモニタリングおよびワクチン生産において重要である。しかし,少数の細胞株だけがFMDVに感受性であり,改善のための多くの余地がある。アセチル化は重要な翻訳後修飾であり,ヒストンアセチルトランスフェラーゼ(HATs)とヒストンデアセチラーゼ(HDAC)により動的に調節される。しかし,FMDVとHDACの間の関係の研究は,まだ不明である。HDAC9はHDACファミリーのクラスIIに属する;本研究では,HDAC9ノックアウト(KO)BHK-21細胞をCRISPR/cas9技術を用いて成功裏に確立した。核型分析,成長曲線分析,および形態学的観察の結果は,HDAC9ノックアウト細胞株が成長および形態学的特性において安定であることを示した。FMDVによる感染の後,HDAC9-KO細胞におけるウイルスRNAと蛋白質,ウイルス力価,およびウイルスRNAのコピーの発現は,NC細胞におけるそれらより有意に高かった。一方,RNA-seq技術を用いて,HDAC9-KO細胞とNC細胞を感染させ,FMDVで感染させなかった。NFKBIA,SOD2,IL2RG,BCL2L1,CXCL1/2/3,およびIL1RAPを含む差別的に発現された自然免疫因子は,Jak-STAT,NOD様受容体,Toll様受容体,NF-κB,およびMAPKシグナル伝達経路において有意に豊かであった。RT-qPCRを行い,差次的発現遺伝子の発現レベルを検出し,RNA-seqデータとの整合性を示した。これらの結果は,宿主抗ウイルス先天性免疫応答におけるHDAC9の役割を明らかにし,HDAC9-KO細胞株もFMDV研究の有用なツールとして役立つ。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
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蛋白質・ペプチド一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  酵素一般  ,  細胞分裂・増殖 
引用文献 (34件):
  • Alexandersen S., Mowat N. (2005). Foot-and-mouth disease:host range and pathogenesis. Curr. Top. Microbiol. Immunol. 288 9-42. doi: 10.1007/3-540-27109-0_2
  • Amadori M., Volpe G., Defilippi P., Berneri C. (1997). Phenotypic features of BHK-21 cells used for production of foot-and-mouth disease vaccine. Biologicals 25 65-73. doi: 10.1006/biol.1996.0061
  • Capozzo A. V. E., Periolo O. H., Robiolo B., Seki C., Torre J. L., Grigera P. R. (1997). Total and isotype humoral responses in cattle vaccinated with foot and mouth disease virus (FMDV) immunogen produced either in bovine tongue tissue or in BHK-21 cell suspension cultures. Vaccine 15 624-630. doi: 10.1016/S0264-410X(96)00284-8
  • Choi S. J., Lee H. C., Kim J. H., Park S. Y., Kim T. H., Lee W. K., et al (2016). HDAC6 regulates cellular viral RNA sensing by deacetylation of RIG-I. EMBO J. 35 429-442. doi: 10.15252/embj.201592586
  • De Castro M. P. (1970). Clonal variation in the swine kidney cell line, IB-RS-2, in relation to morphology, karyotype and susceptibility to the foot-and-mouth disease virus (FMDV). Arqs. Inst. Biol. 37 103-127. doi: 10.15252/embj.201592586
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