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J-GLOBAL ID:202202262543319740   整理番号:22A0751499

抗生物質誘導腸管除染の成功後の動物モデルにおける糞便Microbiota移植のためのプロトコルの精製【JST・京大機械翻訳】

Refining a Protocol for Faecal Microbiota Engraftment in Animal Models After Successful Antibiotic-Induced Gut Decontamination
著者 (13件):
資料名:
巻:ページ: 770017  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7079A  ISSN: 2296-858X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:多くの慢性炎症性疾患における糞便微生物叢移植(FMT)の治療使用に対する証拠が増加している。生殖細胞フリーマウスはFMT研究に必ずしもアクセスできず,動物研究におけるFMT前の抗生物質枯渇を用いた代替アプローチがしばしば用いられる。したがって,動物研究において腸微生物叢枯渇とFMT方法論を標準化する必要性がある。本研究の目的は,FMT生着前に腸除染プロトコルを精製して,時間にわたるFMT生着の効率と安定性を決定することであった。【方法】雄のC57BL/6Jマウスは,飲料水中のアンピシリン,バンコマイシン,ネオマイシン,およびメトロニダゾールからなる抗生物質カクテルを21日間自由摂取した。抗生物質処理後,動物はFMTまたは生理食塩水を毎週3週間経口投与し(それぞれFMT群またはSham群),さらに5週間追跡した。モデルを通して複数の時点で,糞便試料を採取し,細菌培養,細菌DNAのqPCR,および蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)を行い,細菌の存在と負荷を測定した。さらに,糞便の16S rRNA配列決定を用いて,腸除染とその後のFMT生着を確認した。【結果】:7日間の抗生物質処理は,培養で観察される細菌の欠如によって証明されたように,腸除染において最も効果的であり,また,qPCRと同様にFISHによって決定されたように,細菌濃度を減少させた。連続した抗生物質投与は7日から21日までの腸除染に対して更なる有効性を示さなかった。腸除染後,FMTの3週間用量は,動物におけるドナー微生物叢の成功した生着に十分であった。再コロニー化動物腸微生物叢はドナー試料に対する組成で類似し,16S rRNA配列決定により評価されたように,Sham対照とは著しく異なった。重要なことに,ドナー試料に対する組成におけるこの類似性は最終FMT投与後5週間持続した。結論:我々の結果は,飲料水中の7日間の広範囲の抗生物質,続くFMTの3週間の用量が,動物研究におけるFMTのための単純で,信頼できて,費用対効果の高い方法論を提供することを示した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
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免疫反応一般  ,  微生物の生態  ,  微生物検査法  ,  水質調査測定一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (46件):
  • Durack J, Lynch SV. The gut microbiome: relationships with disease and opportunities for therapy. J Exp Med. (2019) 216:20-40. doi: 10.1084/jem.20180448
  • Lynch SV, Pedersen O. The human intestinal microbiome in health and disease. N Engl J Med. (2016) 375:2369-79. doi: 10.1056/NEJMra1600266
  • Cani PD. Gut microbiota - at the intersection of everything? Nat Rev Gastroenterol Hepatol. (2017) 14:321-2. doi: 10.1038/nrgastro.2017.54
  • Plovier H, Everard A, Druart C, Depommier C, Van Hul M, Geurts L, et al. A purified membrane protein from Akkermansia muciniphila or the pasteurized bacterium improves metabolism in obese and diabetic mice. Nat Med. (2017) 23:107-13. doi: 10.1038/nm.4236
  • Cussotto S, Sandhu KV, Dinan TG, Cryan JF. The neuroendocrinology of the microbiota-gut-brain axis: a behavioural perspective. Front Neuroendocrinol. (2018) 51:80-101. doi: 10.1016/j.yfrne.2018.04.002
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