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J-GLOBAL ID:202202262678081475   整理番号:22A1015626

溶融亜鉛めっきした中炭素鋼材の湿度制御下における疲労特性

Fatigue Property of Galvanized Medium Carbon Steel in Controlled Humidity
著者 (3件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 186-194  発行年: 2022年04月01日 
JST資料番号: G0441B  ISSN: 0915-1869  CODEN: HYGIEX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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湿度制御条件下(RH=30%と80%)で疲労試験を実施し,溶融亜鉛めっき鋼の疲労特性とき裂発生挙動を調査した。低サイクル(Nf≦105サイクル)側の疲労強度は湿度の増加に対応して増加しなかった。しかし,RH=80%下における高サイクル(Nf>105サイクル)側の疲労強度はRH=30%下より高く,これはき裂発生挙動の湿度依存性に起因した。この知見は,疲労き裂がRH=80%で抑制されることを示した。疲労強度が湿度に依存しないとき,いくつかのき裂発生サイトが低サイクルにおいて表面に形成した。しかし,疲労強度の差がRH=80%とRH=30%の間にあるとき,RH=80%下では1つのき裂発生サイトだけが発生し,RH=30%下では多数のサイトが発生した。これらの知見から,き裂はRH=30%下で発生する傾向があることが示唆された。RH=80%下の試験片ではいくつかのサブクラックが見られた。さらに,サブクラックの数と長さは,破壊までのサイクル数が増加するにつれて減少した。疲労限界に達した試験片のいくつかのサブクラックは,ZnOとZn(OH)2から成る腐食生成物によって閉口されていた。その結果,溶融亜鉛めっき鋼の疲労強度の増加は腐食生成物ZnOまたはZn(OH)2に起因し,高湿度下でき裂が閉口し,それによってき裂成長が抑制された。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
溶融めっき  ,  変態組織,加工組織  ,  機械的性質 
タイトルに関連する用語 (4件):
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