文献
J-GLOBAL ID:202202262682068455   整理番号:22A0831639

カムチャツカ東部の第四紀後期高Mg玄武岩中の白金族元素:原始弧マグマにおける少量の潜在硫化物分別の証拠【JST・京大機械翻訳】

Platinum-group elements in Late Quaternary high-Mg basalts of eastern Kamchatka: Evidence for minor cryptic sulfide fractionation in primitive arc magmas
著者 (16件):
資料名:
巻: 412-413  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0172A  ISSN: 0024-4937  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
上部沈み込み帯(SSZ)に沿ったマグマの地球化学的変化は,マントル源と沈み込み由来メルトと流体フラックスの相および化学組成,ならびにスラブ脱水,鉱物破壊および融解の物理的パラメータ(例えば,深さ,温度,酸素フガシティなど)の相および化学組成の大きな変化に起因する。ここでは,Kamchatkaの子午線配向東部火山帯(EVB)の南部と北部における後期第四紀原始マグマの変動性を,スラブ深さが60から160kmまで変化すると試験した。8つの高Mg(Mg>60mol%)玄武岩を,かんらん石斑晶とかんらん石-ホストスピネル包有物の組成と同様に,主要,痕跡,および白金族元素(PGE)存在量について特性評価した。本研究における玄武岩は,SSZマグマの地球化学的に典型的なものであり,フォルステライトかんらん石(Mg#78-92mol%),低Ti Cr-スピネルおよび単斜輝石の類似した液相群集を含む。玄武岩中の主要元素と微量元素の絶対存在量とそれらの比はある程度変動するが,観測された変動性はKamchatka SSZの幾何学と融解の条件において考慮されたパラメータとは相関できない。この予期せぬ結果は,親石と好塩性微量元素地球化学に対する白金族元素(PGE)の系統的な評価と,斑晶の組成を招いた。全体の全岩PGE含有量は2.3から11.7ppbまで変化し,一方,正規化PGE濃度パターンは超沈み込み帯マグマに対して典型的であり,研究したすべての試料において広く類似した。それらは,中央海嶺玄武岩(MORB)と比較してRh,PdおよびPtに富み,ほぼ同一濃度のIrグループPGEを有する。PGE含有量とよく相関する唯一のパラメータは,84~90.3mol%のかんらん石斑晶の平均Mg#である。これは,低~中地殻条件における原始かんらん石と共に,硫化物メルトのマイナーな隠れた分別から生じると解釈される。コンドライト正規化ダイアグラム上の負のRu異常は,スピネル中のFe2+/Fe3+比(マグマ酸化還元条件に対するプロキシ)に対応し,これは酸化中のマントルウェッジ中のラウライトによるモノスルフィド固溶体の置換を反映している。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
岩石成因論  ,  岩石圏の地球化学一般 

前のページに戻る