抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,視覚や聴覚を提示するデバイスの開発が提案されている。しかし,触覚のような能動的な感覚を提示することは困難と考えられている。触覚は,力(せん断力,垂直力,ひずみ),振動,温度,皮膚変形,および熱伝導に基づいており,中でも振動が最も重要な情報である。本研究では,力センサと3軸加速度センサを用いて,垂直力と3軸方向の振動を同時に計測する装置を開発した。測定データを分析することで,素材ごとの振動の特徴や,人の違いによる振動や力の変化などを調査した。素材ごとの振動や力を捉え,再現することにより,将来,質感提示装置の開発に役立てることができる。(翻訳著者抄録)