文献
J-GLOBAL ID:202202262780801958   整理番号:22A1026029

マウスにおけるアデノ随伴ウイルスベクターSARS-CoV-2ワクチンの開発とその免疫原性【JST・京大機械翻訳】

Development of an Adeno-Associated Virus-Vectored SARS-CoV-2 Vaccine and Its Immunogenicity in Mice
著者 (19件):
資料名:
巻: 12  ページ: 802147  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2019年末に世界的に新規コロナウイルス(SARS-CoV-2)の発生のため,SARS-CoV-2ワクチンの開発は緊急の必要性になった。本研究では,SARS-CoV-2スパイク蛋白質(S蛋白質)の二量体受容体結合ドメイン(RBD)を発現する9型アデノ随伴ウイルスベクターワクチン候補を開発し,マウスモデルにおける免疫原性を評価した。AAV9-RBDウイルスと名付けたワクチン候補を,リンカーにより間隔をつけたRBDの2コピーのN末端にシグナルペプチドを挿入して,9型アデノ随伴ウイルスのゲノムに挿入して構築した。in vitroアッセイでは,組換えAAVウイルスに感染したHeLa細胞は,主に細胞培養上清で見出される高レベルの組換えRBD蛋白質を発現することを示した。組換えAAV9-RBDウイルスを培養し,精製した。精製した組換えAAV9-RBDウイルスのゲノム力価はQ-PCRにより2.4×1013ゲノムコピー/mL(GC/mL)であった。Balb/cマウスを筋肉内注射または鼻ドリップ投与によりウイルスで免疫した。免疫の8週後に,新しいコロナウイルス偽ウイルスに対する中和抗体をすべてのマウスの血清で検出した。平均中和抗体EC_50値は筋肉内注射群と鼻ドリップ群でそれぞれ517.7±292.1(n=10)と682.8±454.0(n=10)であった。本研究の結果は,組換えAAV9-RBDウイルスがSARS-CoV-2ワクチンの開発に使用できることを示した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 
引用文献 (39件):
  • Bennett J., Wellman J., Marshall K. A., McCague S., Ashtari M., DiStefano-Pappas J., et al. (2016). Safety and Durability of Effect of Contralateral-Eye Administration of AAV2 Gene Therapy in Patients With Childhood-Onset Blindness Caused by RPE65 Mutations: A Follow-on Phase 1 Trial. Lancet 388, 661-672. doi: doi: 10.1016/S0140-6736(16)30371-3
  • Burger C., Gorbatyuk O. S., Velardo M. J., Peden C. S., Williams P., Zolotukhin S., et al. (2004). Recombinant AAV Viral Vectors Pseudotyped With Viral Capsids From Serotypes 1, 2, and 5 Display Differential Efficiency and Cell Tropism After Delivery to Different Regions of the Central Nervous System. Mol. Ther. 10, 302-317. doi: doi: 10.1016/j.ymthe.2004.05.024
  • Carter B. J. (2004). Adeno-Associated Virus and the Development of Adeno-Associated Virus Vectors: A Historical Perspective. Mol. Ther. 10, 981-989. doi: doi: 10.1016/j.ymthe.2004.09.011
  • Choo K. H., Ranganathan S. (2008). Flanking Signal and Mature Peptide Residues Influence Signal Peptide Cleavage. BMC Bioinf. 9 (Suppl) 12, S15. doi: doi: 10.1186/1471-2105-9-S12-S15
  • Daya S., Berns K. I. (2008). Gene Therapy Using Adeno-Associated Virus Vectors. Clin. Microbiol. Rev. 21, 583-593. doi: doi: 10.1128/CMR.00008-08
もっと見る

前のページに戻る