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J-GLOBAL ID：202202262850898301   整理番号：22A0410128

南中国,揚子江ブロックからの古堆積環境を再構築し,有機物富化機構を評価するための初期カンブリア紀Niutitang層の堆積地球化学【JST・京大機械翻訳】

Sedimentary geochemistry of the Early Cambrian Niutitang Formation to reconstruct the palaeo-depositional environments and to evaluate the organic matter enrichment mechanism from the Yangtze Block, South China

著者 (11件)： Awan Rizwan Sarwar (College of Geosciences, China University of Petroleum, Beijing, China) ,  Awan Rizwan Sarwar (State Key Laboratory of Petroleum Resource and Prospecting, China University of Petroleum, Beijing, China) ,  Liu Chenglin (College of Geosciences, China University of Petroleum, Beijing, China) ,  Liu Chenglin (State Key Laboratory of Petroleum Resource and Prospecting, China University of Petroleum, Beijing, China) ,  Khan Ashar (Water and Power Development Authority, Lahore, Pakistan) ,  Zang Qibiao (College of Geosciences, China University of Petroleum, Beijing, China) ,  Zang Qibiao (State Key Laboratory of Petroleum Resource and Prospecting, China University of Petroleum, Beijing, China) ,  Wu Yuping (College of Geosciences, China University of Petroleum, Beijing, China) ,  Wu Yuping (State Key Laboratory of Petroleum Resource and Prospecting, China University of Petroleum, Beijing, China) ,  Feng Dehao (College of Geosciences, China University of Petroleum, Beijing, China) ,  Feng Dehao (State Key Laboratory of Petroleum Resource and Prospecting, China University of Petroleum, Beijing, China)
資料名： Geological Journal  (Geological Journal)
巻： 57  号： 1  ページ： 380-409  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2069A  ISSN： 0072-1050  CODEN： GELJA8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 揚子江ブロックでは,カンブリア紀前期のNiutitang層は,主に泥岩,頁岩,炭酸塩から成り,カンブリア紀前期岩石の堆積環境と進化を研究するのに重要である。研究地域におけるNiutitang層は,その多金属層,堆積年代,環境条件の変化,カンブリア紀爆発,有機物(OM)濃縮,藻類ブームなどにより,より大きな地質学的関心を有する。本研究は,古堆積環境を再構築し,全有機炭素(TOC),バイオマーカー,炭素同位体,鉱物学,走査電子顕微鏡などによるOM濃縮メカニズムを評価するために,初期カンブリア紀のNiutitang層の堆積地球化学を示し,TOC含有量の変化に基づいて,Niutitang累層を3つの部分(上部,中部,下部)に分割した。Niutitang層の中部からの試料の大多数は上部と下部に比べて優れた炭化水素源(TOC>4.0wt%)を示す。これらの堆積物中の軽い炭素同位体組成(<-30.7%)は,I-非晶質ケロジェン基の存在を明らかにする。さらに,これらの軽いδ13C_org値は,タイプIの油易しいケロジェンの存在を示唆する。これらの岩石中の飽和炭化水素は,C_18での短鎖n-アルカンの卓越を示した。これらのn-アルカンの優位性は,OMが主に藻類/細菌入力に由来することを示す。同様に,C_27が卓越するC_27-C_28-C_29ステランの非対称V形状および3つの部分すべてにおける[数式:原文を参照]のより高い値は,これらの岩石中のOMが,主に低い水生海洋生物に由来することを反映している。Pr/Ph比に基づいて,Niutitang層の中間部は極端な無酸素条件(Pr/Ph<0.5)で堆積し,一方,上部と下部の部分は相対的に少ない無酸素条件に堆積したと予測される。いくつかのバイオマーカーは,より安定な立体化学を持ち,それは続成過程によって影響されない。これらの安定な配置を利用して,OMの成熟度,すなわちTs/(Ts+Tm),C_29ββ/(ββ+αα),C_29αα_20S/(20S+20R)ステラン,およびホモホパンC_3122S/(22S+22R)を測定した。これらの地球化学指標は,研究した地域のカンブリア紀前期Niutitang層がガス発生相で熟成後熟成することを明らかにする。さらに,前期カンブリア紀時間にわたる揚子江とカタイシアプレート間の伸張力による地球のより深い部分からの金属元素(例えばMo,Zn,V,U)に富む熱水流体は,残存特徴(フィスフィアと亀裂)により海洋盆地に入り,湧昇現象が陸棚堆積物と相互作用した。海洋の表面で,これらの富栄養流体は海洋生命(生物生産性)の繁殖と進化を促進し,これらの岩石中のOMの保存に適した低酸素水条件を生成した。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 頁岩 ,  *地球 ,  細菌 ,  アルカン ,  炭素同位体 ,  海洋 ,  *カンブリア紀 ,  *地球化学 ,  炭酸塩 ,  TOC【炭素】 ,  地層 ,  ケロジェン ,  盆地 ,  バイオマーカー
準シソーラス用語： n-アルカン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 炭素同位体 ,  低酸素 ,  ニチタンの形成 ,  有機物 ,  古地理

分類 (1件)： 古生代  (DE02030K)

タイトルに関連する用語 (10件)： 揚子江 ,  堆積環境 ,  再構築 ,  有機物 ,  富化 ,  評価 ,  初期 ,  カンブリア紀 ,  堆積 ,  地球化学