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J-GLOBAL ID:202202262890201120   整理番号:22A1176468

タイトル:P2x7受容体活性化とエストロゲン状態はドライアイのラットモデルにおいて神経炎症機構を駆動する【JST・京大機械翻訳】

Title: P2x7 Receptor Activation and Estrogen Status Drive Neuroinflammatory Mechanisms in a Rat Model for Dry Eye
著者 (6件):
資料名:
巻: 13  ページ: 827244  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ドライアイ病(DED)は,涙浸透圧の増加および涙膜完全性の消失を伴う慢性炎症状態として認識されている。DEDは,しばしば男性より女性においてより一般的である有害な眼症状を伴う。DEDにおける眼痛覚過敏に対する基礎は不明のままである。しかし,末梢および中枢神経機構の両方が関係している。末梢および中枢三叉神経経路における非神経細胞により発現されるプリン作動性受容体サブタイプ7,P2X7Rの活性化が持続性眼痛覚過敏に寄与するかどうかを決定するために,水性欠損DED,眼窩外腺切除のモデルを使用した。三叉神経脳幹切片のデンシトメトリーは,エストラジオール処理偽雌と比較して,エストラジオール処理DED雌のP2X7R,骨髄細胞マーカーIba1およびインフラマソーム,NLRP3の増加を明らかにし,一方,エストラジオールを与えられたDED雄およびDED雌における発現は,マイナーな変化を示さなかった。三叉神経脳幹への免疫細胞浸潤の証拠は,DEDラットでは見られなかった。しかし,ミクログリア活性化(Iba1)のマーカーは,すべての群で増加した。分離したミクログリアは,P2X7RおよびP2X4R,IL-1β(Δnterleukin-1β),NLRP3およびiNOS(一酸化窒素シンターゼ)の増加したレベルを発現した。さらに,エストラジオール処理DED雌は,未処理のDED雌と比較して,P2X7R,IL-1βおよびNLRP3発現においてより大きな増加を示した。高張食塩水(HS)の眼内注入により誘発された眼筋活動(OOemg)は,眼痛覚過敏の代理尺度として記録され,偽ラットと比較してすべてのDED群で顕著に増強された。全身ミノサイクリンは,偽ラットと比較してすべてのDED群でHS誘発OOemgを減少させた。P2X7R(A804598)に対するアンタゴニストの尾三叉神経脳幹での局所マイクロインジェクションは,全てのDE群でHSが誘導するOOemg活性を大きく低下させたが,偽群での反応は影響されなかった。P2X7Rに対するsiRNAの三叉神経内神経節注入は,全てのDED群でHS誘発OOemg活性を有意に低下させたが,偽動物における誘発反応は影響されなかった。これらの結果は,三叉神経痛経路における中心および末梢部位でのP2X7Rの活性化が,DED雄および雌における眼痛覚過敏およびミクログリア活性化の増加に寄与することを示した。雌のエストロゲン処理は,水性欠損DEDに対するこのモデルで眼痛覚過敏と神経免疫反応を更に増幅した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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眼の疾患  ,  神経の基礎医学 
引用文献 (77件):
  • AmandussonÅ., BlomqvistA. (2013). Estrogenic Influences in Pain Processing. Front. Neuroendocrinol 34 (4), 329-349. doi: 10.1016/j.yfrne.2013.06.001
  • AsbellP. A., SpiegelS. (2010). Ophthalmologist Perceptions Regarding Treatment of Moderate-To-Severe Dry Eye: Results of a Physician Survey. Eye Contact Lens 36 (1), 33-38. doi: 10.1097/ICL.0b013e3181c739ad
  • BaronR., HansG., DickensonA. H. (2013). Peripheral Input and its Importance for central Sensitization. Ann. Neurol. 74 (5), 630-636. doi: 10.1002/ana.24017
  • BatesB. D., MitchellK., KellerJ. M., ChanC. C., SwaimW. D., YaskovichR., et al (2010). Prolonged Analgesic Response of Cornea to Topical Resiniferatoxin, a Potent Trpv1 Agonist. Pain 149 (3), 522-528. doi: 10.1016/j.pain.2010.03.024
  • BaudouinC., AragonaP., MessmerE. M., TomlinsonA., CalongeM., BoboridisK. G., et al (2013). Role of Hyperosmolarity in the Pathogenesis and Management of Dry Eye Disease: Proceedings of the Ocean Group Meeting. Ocul. Surf. 11 (4), 246-258. doi: 10.1016/j.jtos.2013.07.003
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