文献

J-GLOBAL ID：202202263057475778   整理番号：22A0986690

正準集団における古典密度汎関数理論【JST・京大機械翻訳】

Classical density functional theory in the canonical ensemble

著者 (1件)： Lutsko James F. (Center for Nonlinear Phenomena and Complex Systems CP 231, Universite Libre de Bruxelles, 1050 Brussels, Belgium)
資料名： Physical Review. E  (Physical Review. E)
巻： 105  号： 3  ページ： 034120  発行年： 2022年 
JST資料番号： W0493A  ISSN： 2470-0045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有限温度に対する古典的密度汎関数理論は,通常,局所密度の任意の変動が可能なグランドカノニカルアンサンブルで定式化される。しかし,多くの場合,関心のシステムは,質量,例えば固定温度と粒子数を有する正準システムに関して閉鎖される。標準,グランドカノニカル密度関数理論のツールは,閉じたシステムを研究するためにアドホックな方法でしばしば用いられるが,正準アンサンブルにおけるそれらの定式化はこれまで知られていない。本研究では,古典的DFTの基礎となる基本定理を再考し,2つのアンサンブルで注意深く比較し,自明な形式差のみがあることを示した。次に,正準アンサンブルにおけるDFTの実用性を,いくつかの系に対する正確なHelmholtz汎関数,即ち,理想気体,任意数の次元における特定の制限形状,および最終的には小空洞における1次元(ハードロッド)における2つの剛体球の系,によって例証した。アンサンブル間のいくつかの顕著な類似性は,グランドカノニカルアンサンブルにおけるPercusの結果の有名な厳密性の強いエコーを示す後者を有する小さなシステムに対しても明らかである。Copyright 2022 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 温度 ,  密度 ,  *汎関数 ,  理想気体 ,  一次元 ,  類似性 ,  定式化 ,  *密度汎関数法 ,  剛体球
準シソーラス用語： 実用性 ,  粒子数 ,  *カノニカル集合 ,  有限温度 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 統計力学一般,多体問題  (BA08010Q)

タイトルに関連する用語 (2件)： 正準集団 ,  密度汎関数理論