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J-GLOBAL ID:202202263253351137   整理番号:22A0572931

IP_3受容体を介したCa2+シグナル伝達の機能的モジュレーターとしてのピルビン酸キナーゼM2の非正準的役割【JST・京大機械翻訳】

A non-canonical role for pyruvate kinase M2 as a functional modulator of Ca2+ signalling through IP3 receptors
著者 (16件):
資料名:
巻: 1869  号:ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ピルビン酸キナーゼイソ型M2(PKM2)は胚組織で広く発現する律速解糖酵素である。PKM2の発現は胚発生後のいくつかの組織で減少したが,他のピルビン酸キナーゼアイソザイムはアップレギュレートされた。しかしながら,PKM2は癌細胞で高度に発現し,腫瘍形成過程で同化過程を支持する役割を果たすと考えられている。本研究では,PKM2を質量分析によりイノシトール1,4,5-トリスリン酸受容体(IP_3R)相互作用蛋白質として同定した。PKM2:IP_3R相互作用はプルダウン及び共免疫沈降アッセイによりさらに特性化され,PKM2は3つのIP_3Rイソ型全てと相互作用することを示した。さらに,蛍光顕微鏡は,IP_3RとPKM2の両方が小胞体に局在することを示した。PKM2は高度に保存された21-アミノ酸部位(マウス1型IP_3Rイソ型においてアミノ酸2078-2098に相当する)でIP_3Rに結合する。この部位でのアミノ酸配列に基づく合成ペプチド(ΔΨTAT-D5SDとΔΨD5SD)は,PKM2:IP3R相互作用を破壊し,無傷細胞(TAT-D5SDペプチド)と透過細胞(D5SDペプチド)の一方向性45Ca2+フラックスアッセイの両方でIP_3R仲介Ca2+放出を増強した。TAT-D5SDペプチドはPKM2の酵素活性に影響しなかった。siRNAを用いたPKM2蛋白質発現の減少は,ER Ca2+含量を変えずに,無傷細胞でのIP_3R仲介Ca2+シグナリングを増加させた。これらのデータは,細胞内Ca2+シグナル伝達を阻害するIP_3R相互作用蛋白質としてPKM2を同定した。したがって,癌細胞におけるPKM2の発現上昇は解糖代謝におけるその正準役割とは関係なく,むしろPKM2は細胞内シグナル伝達の調節において新規な非標準的役割を持つ。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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細胞生理一般  ,  細胞膜の受容体  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (5件):
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