文献
J-GLOBAL ID:202202263275306181   整理番号:22A1040080

関節リウマチ患者における疾患活動性に関連する口腔および腸内細菌物質:横断的臨床研究【JST・京大機械翻訳】

Oral and Intestinal Bacterial Substances Associated with Disease Activities in Patients with Rheumatoid Arthritis: A Cross-Sectional Clinical Study
著者 (12件):
資料名:
巻: 2022  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7019A  ISSN: 2314-8861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
関節リウマチ(RA)患者の腸細菌組成は,健康な人々とは異なることが報告されている。微生物叢の不均衡は,腸バリア損傷を引き起こすことが広く知られており,動物研究での宿主血流への細菌とその物質の流入をもたらす。しかし,RAの病態生理に対する細菌物質の影響を調べた研究は少ない。本研究では,年齢,性別,喫煙およびメトトレキサート治療などの人口統計学的因子を考慮した多重回帰分析により,疾患活動性,疾患バイオマーカー,腸細菌数,糞便および血清リポ多糖類(LPS),LPS結合蛋白質(LBP),エンドトキシン中和能(ENC),および血清抗菌物質IgGおよびIgA抗体レベルのような多くの因子間の相関について,従来の合成疾患修飾抗リウマチ薬または重度の共存症に対して不十分な反応を有する877名の活性RA患者を分析した。。”結果] 疾患活性,疾患バイオマーカー,腸細菌数,糞便および血清リポ多糖類(LPS),LPS結合蛋白質(LBP),エンドトキシン中和能(ENC),および血清抗菌物質IgGおよびIgA抗体レベルとの相関を分析した。血清LBPレベル,糞便LPSレベル,総細菌数,Porphyromonas gingivalis(Pg-LPS)IgG抗体レベルからの血清抗LPS,および血清抗Pg-LPSIgA抗体レベルを,Spearman相関分析を用いて多重回帰分析のために選択した。血清LBPレベルは赤血球沈降速度([数式:原文を参照]),C反応性蛋白質([数式:原文を参照]),マトリックスメタロプロテイナーゼ-3([数式:原文を参照])およびIL-6([数式:原文を参照])などの疾患バイオマーカーレベルと相関し,ヘモグロビン([数式:原文を参照])と逆相関した。抗Pg-LPS IgG抗体レベルは,視覚アナログスケール(VAS)([数式:原文を参照])と疼痛VAS([数式:原文を参照])を用いた患者の全体的評価のような活性指標と逆相関した。全細菌数はENC([数式:原文を参照])と相関し,血清LPS([数式:原文を参照])と抗Pg-LPS IgA抗体レベル([数式:原文を参照])と逆相関した。これら結果は,口腔および腸微生物叢からの物質がRA患者における疾患活性に影響することを示す。Copyright 2022 Kaori Kitamura et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患の診断 
引用文献 (84件):
  • R. B. Sartor, "Importance of intestinal mucosal immunity and luminal bacterial cell wall polymers in the aetiology of inflammatory joint diseases," Baillière's Clinical Rheumatology, vol. 3, no. 2, pp. 223-245, 1989.
  • P. Toivanen, "Normal intestinal microbiota in the aetiopathogenesis of rheumatoid arthritis," Annals of the Rheumatic Diseases, vol. 62, no. 9, pp. 807-811, 2003.
  • J. Vaahtovuo, E. Munukka, M. Korkeamäki, R. Luukkainen, P. Toivanen, "Fecal microbiota in early rheumatoid arthritis," The Journal of Rheumatology, vol. 35, no. 8, pp. 1500-1505, 2008.
  • N. Cerf-Bensussan, V. Gaboriau-Routhiau, "The immune system and the gut microbiota: friends or foes?," Nature Reviews. Immunology, vol. 10, no. 10, pp. 735-744, 2010.
  • P. J. Sansonetti, "To be or not to be a pathogen: that is the mucosally relevant question," Mucosal Immunology, vol. 4, no. 1, pp. 8-14, 2011.
もっと見る

前のページに戻る