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J-GLOBAL ID:202202263304819795   整理番号:22A0845777

骨髄と胎盤に由来するヒト多能性間葉系間質細胞の免疫調節特性の比較【JST・京大機械翻訳】

Comparison of immune modulatory properties of human multipotent mesenchymal stromal cells derived from bone marrow and placenta
著者 (13件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 79-89  発行年: 2022年 
JST資料番号: W1985A  ISSN: 1052-0295  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多能性間葉間質細胞(MSC)は,骨髄(BM)と胎盤(PL)を含む多くの組織から分離できる。ヒト胎盤は侵襲的処置なしで容易に得られる。しかし,BMまたはPLから分離したMSCによる分化能と免疫調節には違いがある。初期妊娠因子(熱ショック蛋白質10;EPF/Hsp10)は免疫調節特性を示す小さな蛋白質である。BM-およびPL-MSCを比較し,in vitroでのT細胞増殖抑制およびこの過程におけるEPF/Hsp10の役割を評価した。PL-MSCを,羊膜および絨毛膜の除去後に,全胎盤から収集し,続いて連続酵素消化を行った。PL-MSCを健常ドナーから得たBM-MSCと比較した。免疫調節分子,免疫表現型およびリアルタイム増殖の分化能力,サイトカイン分泌,発現および分泌を,サイトカイン配列,ELISAアッセイ,フローサイトメトリー,免疫組織化学染色およびウェスタンブロット法を用いて評価した。BM-MSCは間葉マーカーの強い発現を有する均一な細胞集団から成るが,PL-MSCはCD73,CD90およびCD105発現が異なる細胞の混合集団から成っていた。PL-MSCはBM-MSCよりも有意に高い増殖速度を示した。PL-MSC培養における幹細胞と成熟細胞の両方の存在は,分化能の低下とT細胞による共培養における免疫抑制の有効性の減少をもたらした。BM-及びPL-MSCにおけるEPF/Hsp10の頑健な細胞内発現が観察されたが,免疫活性化刺激に応答する蛋白質の分泌は検出可能レベル以下を維持した。炎症促進性サイトカインの分泌はPL-MSCよりもBM-MSCで有意に大きかったが,造血支持成長因子の分泌には差は見られなかった。PL-MSCの純粋集団の単離のための培養法の開発は,製品の品質と結果の再現性を改善する可能性がある。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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細胞・組織培養法 

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