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J-GLOBAL ID:202202263318679125   整理番号:22A0749961

COMT遺伝的因子はHER2/+乳癌生存者における化学療法関連の前向き記憶障害を調節する【JST・京大機械翻訳】

The COMT Genetic Factor Regulates Chemotherapy-Related Prospective Memory Impairment in Survivors With HER2-/+ Breast Cancer
著者 (5件):
資料名:
巻: 12  ページ: 816923  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7089A  ISSN: 2234-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:以前の所見は,遺伝子カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)の多型性が化学療法と関係した認知障害(CRCI)と関係することを示した。それにもかかわらず,ヒト表皮成長因子受容体2(HER2)の異なる状態を有する乳癌生存者における認知障害の調節におけるCOMT多型の動機は,まだ曖昧であった。目的:本研究は,HER2の異なる状態を有する乳癌生存者におけるCRCIに関するCOMT遺伝子型によるリスクの調節を評価することを目的とした。方法:乳癌生存者(HER2で103,HER2+で118)は,イベントと時間ベースの前向き記憶(EBPMとTBPM)を含む化学療法の前後に神経心理学的試験を受けた。3つの一塩基多型(SNP)を,COMT(rs165599,rs737865,およびrs4680)を含む末梢血を提供することによって推定した。結果:EBPMとTBPMの性能は,化学療法前と比較して低かった(それぞれz=-7.712,z=-2.403,p<0.01)。さらに,HER2群生存者のEBPMおよびTBPM性能は,化学療法後のHER2+群生存者より低かった(それぞれz=-7.181,p<0.01;z=-2.25p<0.05)。COMT(rs165599)A/A遺伝子型キャリアを有する生存者は,記憶低下の有意に不良な機会を有していた[優性モデル:調整,OR=2.21,CI(95%)=1.156-4.225,p=0.016],そして,G/G遺伝子型と比較して,TBPM試験に関して,より良いことを示した。。”P-G/A遺伝子型”は,G/G遺伝子型と比較して,有意に不良な記憶の機会を示した[優位モデル:調整,OR=2.21,CI(95%)=1.156-4.225,p=0.016]。COMT(rs737865)A/GおよびG/G遺伝子型を有する患者は,A/A患者より保護機能を示し,MMSEおよびTBPM試験に関してより良好な性能を示した。結論:HER2のタイプは,乳癌生存者における化学療法関連前向き記憶障害と相関する可能性がある。さらに,COMT(rs165599,rs737865)多型はTBPM低下スコアのリスクと相関し,おそらくHER2の異なる状態を有する乳癌患者におけるCRCIのリスク増加の潜在的遺伝的同定である。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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腫ようの免疫療法  ,  分子遺伝学一般  ,  抗腫よう薬の臨床への応用  ,  腫ようの診断  ,  遺伝子発現 
引用文献 (52件):
  • Wang X, Wang C, Guan J, Chen B, Xu L, Chen C. Progress of Breast Cancer Basic Research in China. Int J Biol Sci (2021) 17(8):2069-79. doi: doi: 10.7150/ijbs.60631
  • Fan L, Strasser-Weippl K, Li JJ, St Louis J, Finkelstein DM, Yu KD, et al. Breast Cancer in China. Lancet Oncol (2014) 15(7):e279-89. doi: doi: 10.1016/S1470-2045(13)70567-9
  • Harbeck N, Gnant M. Breast Cancer. Lancet (2017) 389(10074):1134-50. doi: doi: 10.1016/S0140-6736(16)31891-8
  • DeSantis CE, Ma J, Gaudet MM, Newman LA, Miller KD, Goding Sauer A, et al. Breast Cancer Statistics, 2019. CA: Cancer J Clin (2019) 69(6):438-51. doi: doi: 10.3322/caac.21583
  • Keetile NM, Osuch E, Lentoor AG. Chemotherapy-Related Subjective Cognitive Impairment in Breast Cancer Patients in Semi-Rural South Africa. Health SA SA Gesondheid (2021) 26:1605. doi: doi: 10.4102/hsag.v26i0.1605
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