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J-GLOBAL ID:202202263378786441   整理番号:22A0411473

アルツハイマー病におけるBraak神経原線維ステージとCD2APニューロン沈着の関連【JST・京大機械翻訳】

Association of CD2AP neuronal deposits with Braak neurofibrillary stage in Alzheimer’s disease
著者 (13件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: e13016  発行年: 2022年 
JST資料番号: A1295A  ISSN: 1015-6305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ゲノムワイド関連研究は,Alzheimer病(AD)の遺伝的感受性遺伝子座としていくつかの遺伝子を記述した。それらの中で,CD2APは,エンドサイトーシスおよび細胞質分裂中の動的アクチンリモデリングおよび膜輸送に関与する足場蛋白質であるCD2関連蛋白質をコードする。CD2AP欠損と糸球体病理の間の明確な関連が記述されているが,脳におけるCD2APの機能についてはほとんど知られていない。本研究の目的は,AD脳におけるCD2APの分布とそのタウ凝集およびβアミロイド(Aβ)沈着との潜在的関連を分析することであった。最初に,AD患者と対照(N=60)から脳組織におけるCD2AP発現の免疫組織化学的解析を行った。著者らの結果は,すべてのサンプルにおいてヒト脳内皮における粒状CD2AP免疫反応性を示した。AD症例では,CD2APは,血管または実質プラークのAβ沈着と関係することを見出した。神経原線維タングル(NFT)と神経ピル糸様沈着物に類似したCD2APニューロン封入体は,ADサンプルでのみ見出された。さらに,免疫蛍光分析は,CD2APがpTauと共局在することを明らかにした。CD2APニューロン分布に関して,嗅から側頭および後頭皮質への階層的進行を検出した。ニューロンにおけるCD2AP免疫検出は,年齢および他の病理学的特徴に無関係に,Braak神経原線維ステージと強く,正に関係があることを見出した。pTauとCD2APの間の関連をさらに調べるため,本研究では,原発性タウオパチー(皮質基底変性[CBD],進行性核上性麻痺[PSP],およびPick病[PiD])の症例からのサンプルを含めた。これらの症例の中で,CD2AP陽性は,神経原線維のもつれ様およびPick小体様の沈着としてPiDサンプルでのみ見出され,一方,神経CD2AP沈着はPSPまたはCBDサンプルで検出されず,CD2APニューロン発現と3R-Tau-疾患との関連を示唆した。結論として,著者らの知見は,脳におけるタングル立体配座およびタウ病理学の基礎となる複雑な細胞メカニズムを研究するための新しい道を開いた。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腎臓  ,  神経の基礎医学 

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