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J-GLOBAL ID：202202263595086831   整理番号：22A1007611

銅を含む炭素飽和溶融鉄-溶融酸化物界面におけるアノード反応挙動

Anodic reaction behavior of copper-containing molten carbon saturated iron-molten oxide interface

著者 (6件)： 夏井俊悟 (東北大 多元物質科研) ,  佐藤丘郭 (東北大 大学院) ,  伊藤昭久 (東北大 多元物質科研) ,  岩間崇之 (東北大 多元物質科研) ,  植田滋 (東北大 多元物質科研) ,  埜上洋 (東北大 多元物質科研)
資料名： 材料とプロセス(CD-ROM)  (Current Advances in Materials and Processes (CD-ROM))
巻： 35  号： 1  ページ： ROMBUNNO.39  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： X0994B  ISSN： 1882-8922  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・鉄スクラップ活用における主要循環性元素のCu除去法として標題法による溶鉄からスラグへのCuの除去プロセスを考案し,その動作機構について基礎的に検討。
・Fe-Cu-CとCaO-SiO₂-Al₂O₃-CaSスラグを溶解し,浸漬した黒鉛棒とPt線で界面アノードの定電位電解後空冷し試料中元素濃度分布を測定。
・金属試料中心部Cu濃度は初期濃度より低下し,スラグ中にCuを検出したことから炭素飽和鉄中のCuがスラグ中へ分離と判断。
・メタル試料を貴に分極したことで電気毛管現象が生じFeリッチ相-スラグとCuリッチ相-スラグ間界面エネルギーが減少し,Cuリッチ相が界面付近に拡張したと推測。

シソーラス用語： 屑鉄 ,  銅含有合金 ,  炭素鋼 ,  *溶鉄 ,  酸化カルシウム ,  酸化ケイ素 ,  酸化アルミニウム ,  硫化物 ,  アノード ,  *電解 ,  濃度分布 ,  陽分極 ,  電気毛管現象 ,  表面エネルギー ,  *溶融スラグ ,  不純物 ,  アノード酸化
準シソーラス用語： アノード反応 ,  *定電位電解 ,  硫化カルシウム

分類 (1件)： 製鋼  (WD01060A)

引用文献 (5件)：

• Y. Uchida, A. Matsui, Y. Kishimoto and Y. Miki: Tetsu-to-Hagané, 100 (2014), 769.
• T. Hidani, K. Takemura, R. O. Suzuki and K. Ono: Tetsu-to-Hagané, 82 (1996), 135.
• M. Nakamoto and T. Tanaka: Ferrum, 26(2021), 732.
• T. Sato, S. Natsui, H. Nogami, Symposium on Molten Salt Chemistry, 53(2021), 1A11.
• K. Yamaguchi and Y. Takeda: J. MMIJ, 113 (1997), 1110-1114.

タイトルに関連する用語 (9件)： 銅 ,  炭素 ,  飽和 ,  溶融鉄 ,  溶融 ,  酸化物 ,  界面 ,  アノード反応 ,  挙動