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J-GLOBAL ID:202202263648580955   整理番号:22A1090618

分岐PEG修飾:加速血液クリアランス現象を回避し抗腫瘍効果を増強するナノキャリアの新しい戦略【JST・京大機械翻訳】

Branched PEG-modification: A new strategy for nanocarriers to evade of the accelerated blood clearance phenomenon and enhance anti-tumor efficacy
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巻: 283  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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PEG化は免疫原性を低減するための最も成功した技術の一つであり,ナノキャリアの安定性と循環時間を改善し,30年以上にわたり臨床で応用されている。しかしながら,線状PEG修飾ナノキャリアは最初の注射で抗PEG IgMを誘導し,反復注射で加速した血液クリアランス(ABC)現象を誘導することを見出した。さらに,臨床および研究エビデンスは,抗PEG抗体も重大な補体活性化関連偽アレルギー(CARPA)を引き起こすことを明らかにし,それは線状PEG化ナノキャリアの安全性を大いに減少させる。本研究では,線状PEGの代替として,分岐PEGをその低い抗原性のために選択した。ナノエマルション(PE_2,n)及びリポソーム(PL_2,n)を修飾するために,分枝PEG脂質誘導体[DSPE-mPEG_2,n(n=2,10及び20kDa)]の使用を先駆した。キャラクタリゼーションにより,PE_2,nおよびPL_2,nは,サイズ,多分散性指数(PDI)およびゼータ電位に関して,線形DSPE-mPEG_2000修飾ナノキャリアと同様の物理化学的性質を示した。しかしながら,著者らの薬物動態研究は,PE_2,nおよびPL_2,nが反復投与後にABC現象を誘導しないことを示した。これは,PE_2,nおよびPL_2,nが線状PEG修飾ナノキャリアよりも顕著に低いレベルの抗PEG IgMを誘導し,補体系を活性化しないという事実に起因した。さらに,DSPE-mPEG_2,n-修飾リポソームドキソルビシン(DOX)の抗腫瘍効果を調べた。薬力学的実験は,DSPE-mPEG_2,n-m修飾リポソームDOXが,線形DSPE-mPEG_2000修飾リポソームより良好なin vivo抗腫瘍効果を有することを示した。従って,DSPE-mPEG_2,n-修飾ナノキャリアは,ABC現象を避け,CARPAを還元し,カプセル化した薬物の抗腫瘍効果を改善する有望な見通しを有すると推測した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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医用素材  ,  生物薬剤学(基礎) 

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