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J-GLOBAL ID:202202263693217870   整理番号:22A0448090

イネにおける穀粒サイズおよび穀粒数を調整する新規量的形質遺伝子座,qGSN5の微細マッピングおよび候補遺伝子解析【JST・京大機械翻訳】

Fine mapping and candidate gene analysis of qGSN5, a novel quantitative trait locus coordinating grain size and grain number in rice
著者 (17件):
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巻: 135  号:ページ: 51-64  発行年: 2022年 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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キーメッセージ:qGSN5,イネにおける粒径と粒数を調整する新しい量的形質遺伝子座,を85.60kb領域まで微細にマッピングした。GS3はqGSN5のサプレッサーである可能性がある。粒径と粒数は,イネ穀粒収量を直接決定する2つの因子である。しかし,根底にある遺伝的機構は複雑であり,ほとんど不明である。本研究では,染色体セグメント置換系統(CSSL),CSSL28,穀粒サイズの増加および穂当たりの穀粒数の減少を,93~11(レシピエント)とNipponbare(ドナー)の交雑に由来するCSSLsセットにおいて同定した。4つの置換セグメントをCSSL28で同定し,染色体5に位置する置換セグメントはCSSL28の表現型の原因であった。したがって,著者らは,この量的形質遺伝子座(QTL)を粒径と穀粒数5(qGSN5)として定義した。細胞学的および定量的PCR分析は,qGSN5が細胞増殖に影響することにより小穂殻の発生を調節することを示した。遺伝子解析は,qGSN5が粒径と粒数を制御する半優性遺伝子座であることを示した。マップベースのクローニングと重複置換セグメント分析を通して,qGSN5は最終的に85.60kb領域に限定されていた。配列および定量的PCR分析に基づいて,P型ペンタトリコペプチド反復蛋白質をコードするOs05g47510は,qGSN5に対する最もありそうな候補遺伝子である。ピラミッド分析は,qGSN5の影響が機能的GS3遺伝子の存在下で有意に低く,GS3がqGSN5のサプレッサーであることを示した。さらに,qGSN5はハイブリッドイネの穀粒形状を改善できることを見出した。まとめると,我々の結果は,イネにおける粒径と穀粒数を調整する新しいQTLをクローニングするための基礎を築くものであり,長粒雑種イネ育種のための良い遺伝材料を提供する。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子の構造と化学  ,  稲作 

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