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J-GLOBAL ID：202202263751858077   整理番号：22A0940913

二量体カドヘリン複合体に対して予測される弾性対脆性機械的応答【JST・京大機械翻訳】

Elastic versus brittle mechanical responses predicted for dimeric cadherin complexes

著者 (11件)： Neel Brandon L. (Department of Chemistry and Biochemistry, The Ohio State University, Columbus, Ohio) ,  Neel Brandon L. (The Ohio State Biochemistry Program, The Ohio State University, Columbus, Ohio) ,  Nisler Collin R. (Department of Chemistry and Biochemistry, The Ohio State University, Columbus, Ohio) ,  Nisler Collin R. (Biophysics Graduate Program, The Ohio State University, Columbus, Ohio) ,  Walujkar Sanket (Department of Chemistry and Biochemistry, The Ohio State University, Columbus, Ohio) ,  Walujkar Sanket (Chemical Physics Graduate Program, The Ohio State University, Columbus, Ohio) ,  Araya-Secchi Raul (Facultad de Ingenieria y Tecnologia, Universidad San Sebastian, Santiago, Chile) ,  Sotomayor Marcos (Department of Chemistry and Biochemistry, The Ohio State University, Columbus, Ohio) ,  Sotomayor Marcos (The Ohio State Biochemistry Program, The Ohio State University, Columbus, Ohio) ,  Sotomayor Marcos (Biophysics Graduate Program, The Ohio State University, Columbus, Ohio) ,  Sotomayor Marcos (Chemical Physics Graduate Program, The Ohio State University, Columbus, Ohio)
資料名： Biophysical Journal  (Biophysical Journal)
巻： 121  号： 6  ページ： 1013-1028  発行年： 2022年 
JST資料番号： B0298A  ISSN： 0006-3495  CODEN： BIOJAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カドヘリンは細胞間接触の形成,組織完全性の維持,および神経回路の発達を含む多様な生物学的過程に関与する接着蛋白質のスーパーファミリーである。これらの膜貫通蛋白質は,配列と折畳みで同一ではないが,同じである細胞外カドヘリン(EC)反復の可変数から成るエクトドメインにより特性化される。デスモグレインとデスモコリン蛋白質と共にE-カドヘリンは,わずかに湾曲したエクトドメインを持つ3つの古典的型カドヘリンであり,それらのN末端EC1反復における保存されたトリプトファン残基の交換を介して,ホモ親和性およびヘテロ親和性相互作用に関与している。対照的に,クラスター化プロトカドヘリンは古典的カドヘリンよりも直線であり,EC4反復に重複したEC1を含む逆平行ホモ親和性結合界面を介して相互作用した。ここでは,利用可能な結晶構造を用いてこれらのカドヘリンの接着ドメインをモデル化する分子動力学シミュレーションを示し,2.8百万原子までの系を含む。完全な古典的カドヘリンエクトドメイン二量体のシミュレーションは,これらの複合体が最初に柔軟に屈曲しない力に対する2相弾性応答を予測し,その後,アンフォールディングなしに非結合に硬化する。シミュレートしたα,βおよびγクラスター化プロトカドヘリンホモ二量体は,2相弾性応答を欠くが,古典的カドヘリンより脆性および硬く,いくつかの場合において一過性中間体を含む複雑な非結合経路を示す。これらの異なる機械的応答は,分子ショック吸収体として作用する古典的カドヘリンエクトドメインと,機械的レジリエンスに対する結合特異性に好都合な重複を促進するより硬いクラスター化プロトカドヘリンエクトドメインを有する機能に重要であることを提案した。全体として,著者らのシミュレーションは,組織機能に必須である細胞結合の形成に関連する単一カドヘリン二量体の分子力学への洞察を提供する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 結晶構造 ,  接着 ,  相互作用 ,  分子 ,  *弾性 ,  *脆性 ,  クラスタ化 ,  *二量体 ,  *複合体 ,  親和性 ,  膜貫通タンパク質 ,  *カドヘリン
準シソーラス用語： エクトドメイン ,  ドメイン構造 ,  分子動力学シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 二量体 ,  カドヘリン ,  複合体 ,  予測 ,  弾性 ,  脆性 ,  機械的応答