抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,安価で簡単にインターネットに接続できるセンサがIoT機器として使えるようになってきている。これらを使い,GPSなどの位置情報システムと連携することで移動体に搭載して様々なデータ(温度,湿度,気圧,緯度,経度など)を取得しながら各地を回ることが可能になってきた。固定された箇所に設置されたセンサからのデータだけでなく,移動体から取得するデータを利用し,地図情報システムと連携することで,より多くのデータを位置情報と連携して利用することが可能となる。本報告では,さくらインターネットが提供するsakura.ioサービスを使い,移動体に搭載したセンサからの情報をインターネット経由で取得し,リアルタイムで地図情報システムと連携し,Web上にプロットするWebサービスシステムを制作し,移動しながら各地の温度,湿度,気圧などを提供する実験を行なった。将来的にこれらのシステムを小型軽量化することで,移動する車,バイク,自転車,人,船舶などからも広範囲にデータを取得し,より正確で迅速な情報提供がなされ,防災や農業分野での活用が期待される。(著者抄録)