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J-GLOBAL ID:202202264186031243   整理番号:22A1027825

乳頭状腎細胞癌患者の臨床転帰を予測する新規m=6Aメチル化修飾パターンと腫瘍微小環境浸潤景観の同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of New m6A Methylation Modification Patterns and Tumor Microenvironment Infiltration Landscape that Predict Clinical Outcomes for Papillary Renal Cell Carcinoma Patients
著者 (17件):
資料名:
巻: 10  ページ: 818194  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7062A  ISSN: 2296-634X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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N6-メチルアデノシン(m6A)は真核細胞における最も一般的なmRNA修飾の産物である。蓄積された証拠は,腫瘍微小環境(TME)が腫瘍発生において中心的な役割を果たすことを示す。しかし,乳頭状腎細胞癌(PRCC)のm6A修飾とTMEの根底にある関係は,まだ不明である。PRCCに対するm6A修飾と予後および免疫治療効果の間の関係を検討するため,23m6A関連遺伝子に基づく異なるm6A修飾パターンを検討した。次に,m6A修飾パターンとTME関連特性の間の相関を調べた。次に,交差した差次的発現遺伝子を選択し,m6Aスコアとして表示したスコアリングシステムを確立し,m6A修飾,予後,および免疫療法有効性を評価した。本研究では,3つの異なるm6A発現クラスターを同定した。免疫細胞浸潤分析と機能分析の結果に基づいて,発癌性経路,TME関連免疫細胞,および経路を同様に同定した。より重要なことに,確立したm6Aスコアは,外部コホートを用いた結果に従い,臨床転帰の予測に良い値を示した。特に,低いm6Aスコア値を有するPRCC患者は,より良い生存,免疫治療反応およびより高い腫瘍変異負荷を示した。さらに,著者らの医療センターからのPRCC臨床サンプルを用いた免疫組織化学を実施し,著者らの結果を検証した。結論として,この研究は,m6A修飾と免疫景観の間の基礎となる相関を明らかにし,このため,TMEの理解を増強し,PRCC患者に対する治療見通しを改善する。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  腫ようの免疫療法 
引用文献 (54件):
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