抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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基本モード直交フラックスゲート(FM-OFG)への磁場入力がFM-OFGの励起周波数f
cと同じ周波数f
sを持つとき,位相敏感検出過程で発生する周波数混合f
s±f
cはFM-OFGの出力に影響を及ぼす可能性がある。より低い側波帯|f
s-f
c|の周波数がFM-OFGの検出周波数帯になると,M-OFGシステムによって検出される信号として扱われる。ピックアップコイルは,FM-OFGのセンサヘッドにヘッド増幅器と入力コイルを用いて,FM-OFGと組み合わせることができる。全システムの検出限界は,ピックアップコイルの面積ターン積やヘッド増幅器の固有雑音の制限の下でのヘッド増幅器の利得のようなパラメータによって設計できる。例えば,80回転の4cm直径ピックアップコイルで,雑音レベルは,検出周波数範囲60kH±1kHzで100fT/√Hz以下に到達できた。中心周波数(=励起周波数)を制御できる。本報告で,FM-OFGにおける周波数混合プロセスを理論的に説明し,実験結果を提示した。(翻訳著者抄録)