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J-GLOBAL ID：202202264340717719   整理番号：22A0975550

標的化癌治療のための合成細胞の再プログラミング【JST・京大機械翻訳】

Reprogramming Synthetic Cells for Targeted Cancer Therapy

著者 (9件)： Lim Boon (Department of Engineering Science, University of Oxford, U.K.) ,  Lim Boon (Institute of Biomedical Engineering, Department of Engineering Science, University of Oxford, U.K.) ,  Yin Yutong (Department of Engineering Science, University of Oxford, U.K.) ,  Ye Hua (Department of Engineering Science, University of Oxford, U.K.) ,  Ye Hua (Institute of Biomedical Engineering, Department of Engineering Science, University of Oxford, U.K.) ,  Cui Zhanfeng (Department of Engineering Science, University of Oxford, U.K.) ,  Cui Zhanfeng (Institute of Biomedical Engineering, Department of Engineering Science, University of Oxford, U.K.) ,  Papachristodoulou Antonis (Department of Engineering Science, University of Oxford, U.K.) ,  Huang Wei E. (Department of Engineering Science, University of Oxford, U.K.)
資料名： ACS Synthetic Biology  (ACS Synthetic Biology)
巻： 11  号： 3  ページ： 1349-1360  発行年： 2022年 
JST資料番号： W5048A  ISSN： 2161-5063  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 合成生物学の進歩は,高度に制御された方法で腫瘍を特異的に標的化し,抗癌剤を局所的に放出するスマート剤として細菌のリプログラミングを可能にする。しかし,操作された細菌のベンチからベッドサイドへの翻訳は,しばしば遺伝的不安定性と,患者内部の人工細菌の制御不能な複製の潜在的リスクによって妨げられる。SimCells(単純細胞)は,設計した遺伝子回路によって制御される染色体フリー細菌であり,細菌における天然遺伝子ネットワークの干渉を迂回し,細菌非制御増殖のリスクを除去することができる。ここでは,標的化癌治療のための「安全で生きている薬剤」として機能するSimCellsとミニSimCellsのリプログラミングを述べた。結腸直腸癌細胞において一般的に見出される重要なバイオマーカーである癌胎児性抗原(CEA)の結合のために,SimCellsを表面にナノボディをディスプレイする。著者らは,抗CEAナノボディの表面ディスプレイを有するSimCellsとミニSimCellsが,in vitroでCEA発現Caco2癌細胞を特異的に結合し,一方,非CEA発現SW80癌細胞を切断しないことを示した。これらの癌標的化SimCellsとミニSimCellsは,癌細胞の細胞膜を傷つけることによって,in vitroで癌細胞死を誘発した。癌殺菌効果は,サリチル酸を強力な抗癌であるカテコールに変換するアスピリン/サリチル酸誘導性遺伝子回路によりさらに増強できる。本研究は,標的癌治療のためのSimCellsとミニSimCellsの可能性を強調し,医学への合成生物学の応用の基礎を築く。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 細菌 ,  抗腫瘍薬 ,  *細胞 ,  腫瘍細胞 ,  表示装置 ,  治療法 ,  *ターゲティング ,  結腸腫瘍 ,  直腸腫瘍 ,  in vitro実験 ,  バイオマーカー ,  脂肪酸 ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノール類 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： *癌治療 ,  *リプログラミング ,  結腸直腸癌 ,  単一ドメイン抗体 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (9件)： 合成生物学 ,  SimCells ,  細菌療法 ,  染色体フリー ,  I-CeuIエンドヌクレアーゼ ,  ミニセル ,  ドラッグデリバリー ,  カテコール ,  癌

分類 (3件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  消化器の腫よう  (GH04000D) ,  腫ようの実験的治療  (GE02040Y)

物質索引 (2件)： アスピリン ,  サリチル酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 標的化 ,  癌治療 ,  細胞 ,  再プログラミング