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J-GLOBAL ID：202202264529398672   整理番号：22A0648758

厚み勾配二層高分子ブラシ表面上の細胞接着と移動:下層の高分子材料の性質の影響【JST・京大機械翻訳】

Cell Adhesion and Migration on Thickness Gradient Bilayer Polymer Brush Surfaces: Effects of Properties of Polymeric Materials of the Underlayer

著者 (9件)： Afzali Zahra (Department of Bioengineering, School of Engineering, The University of Tokyo, Japan) ,  Matsushita Taishi (Department of Bioengineering, School of Engineering, The University of Tokyo, Japan) ,  Kogure Akinori (Shimadzu Techno-Research, Inc., Kanagawa, Japan) ,  Masuda Tsukuru (Department of Bioengineering, School of Engineering, The University of Tokyo, Japan) ,  Azuma Tomoyuki (Department of Bioengineering, School of Engineering, The University of Tokyo, Japan) ,  Kushiro Keiichiro (Department of Bioengineering, School of Engineering, The University of Tokyo, Japan) ,  Kasama Toshihiro (Department of Bioengineering, School of Engineering, The University of Tokyo, Japan) ,  Miyake Ryo (Department of Bioengineering, School of Engineering, The University of Tokyo, Japan) ,  Takai Madoka (Department of Bioengineering, School of Engineering, The University of Tokyo, Japan)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 14  号： 2  ページ： 2605-2617  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 組織工学と生体材料の分野では,足場材料の表面特性と機械的性質の制御は重要であり,多くの注目を集めている。ここでは,表面開始原子移動ラジカル重合により,親水性下層と,厚さ勾配を有するポリ-(2-アミノエチルメタクリレート)のカチオン表面層から成る2種類の二分子層高分子ブラシを調製した。セル挙動に及ぼす高分子ブラシの機械的性質としての剛性の影響を検討するために,下層を,2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンまたはオリゴ-(エチレングリコール)メチルエーテルメタクリレートから,それぞれ,勾配ポリ-(2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン)-ブロック-ポリ-(2-アミノエチルメタクリレート[grad-pMbA]および勾配ポリ-(オリゴ-[エチレングリコール]メチルエーテルメタクリラート)-ブロック-ポリ-(2-アミノエチルメタクリレート)[grad-pEGbA]として指定した二分子層を用いて,調製した。これらの表面の特性化は,分光偏光解析法,X線反射率およびゼータ電位,静的接触角および力曲線の決定により行った。厚さ勾配を有するこれらのジブロック共重合体ブラシは,細胞挙動に及ぼすブラシの機械的及び表面特性の影響を区別するのに役立った。作製したブラシ上のL929線維芽細胞と上皮MCF10A細胞の付着と運動性を評価した。L929細胞は,grad-pMbAの薄い表面層に円形の形を持ち,より厚い領域に広がった。対照的に,MCF 10A細胞は,grad-pMbAまたはgrad-pEGbAのいずれかの厚さの領域でよく広がった。単一MCF 10A細胞は,grad-pMbA上でランダムに移動し,一方,グループ化した細胞は,grad-pMbAの厚さ勾配に沿って上昇を始めた。対照的に,単一およびグループ化MCF10A細胞は,grad-pEGbA上でランダムに移動した。これらの厚さ勾配ジブロック共重合体ブラシは,例えば組織工学および生体材料において,生体材料の実際的応用を容易にすることができる単純,再現可能および合理的なプラットフォームである。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 接触角 ,  剛性 ,  *ブラシ ,  ζ電位 ,  親水性 ,  上皮 ,  線維芽細胞 ,  カチオン ,  *細胞接着 ,  ジブロック共重合体 ,  *高分子ブラシ ,  生体組織工学
準シソーラス用語： L929細胞 ,  生体材料 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ジブロック共重合体ブラシ ,  厚み勾配 ,  非接触層 ,  方向性細胞移動 ,  細胞接着

分類 (3件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  重合触媒,重合開始剤  (CG04070V)

物質索引 (1件)： 2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン

タイトルに関連する用語 (8件)： 厚み ,  勾配 ,  二層 ,  高分子ブラシ ,  細胞接着 ,  下層 ,  高分子材料 ,  性質