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J-GLOBAL ID:202202264915352211   整理番号:22A1090576

ジルコニウムとの配位:ゼラチンヒドロゲルの機械的性質と熱安定性を改善するための容易なアプローチ【JST・京大機械翻訳】

Coordination with zirconium: A facile approach to improve the mechanical properties and thermostability of gelatin hydrogel
著者 (7件):
資料名:
巻: 205  ページ: 595-603  発行年: 2022年 
JST資料番号: T0898A  ISSN: 0141-8130  CODEN: IJBMDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ゼラチンヒドロゲルの貧弱な機械的性質と熱安定性は応用を制限した。ここでは,Zr(SO_4)_2希薄溶液への冷却誘起ゼラチンヒドロゲルの浸漬の容易で安価なアプローチを適用して,これらの不足を克服した。この処理後,ヒドロゲルのミクロ孔は数十ミクロンに減少し,一方,含水量はわずかに減少した。XPSの結果は,ゼラチンとZr4+のアミノ基またはカルボキシル基の間に配位結合が形成されることを明らかにした。0.06M Zr4+溶液中に浸漬後,機械的試験は,ヒドロゲルの弾性率,圧縮弾性率および圧縮強度が,それぞれ,約400,1192および476kPaであり,それは,純粋なゼラチンのそれらより約100,11および5倍大きいことを示した。DSCデータは,ゼラチン中の三重螺旋構造の熱可逆性温度が,約30°Cから55°Cまで改善されることを示した。より重要なことに,レオロジー温度掃引試験は,0.06M Zr4+処理を有するヒドロゲルが,80°Cでも融解することなくヒドロゲル状態を維持できることを明らかにした。CCK-8試験とCalcein-AM/PI二重染色実験は,Zr4+配位が非細胞毒性であることを示した。これらの有望なデータは,この非毒性法が効率的であり,更なる応用のためのゼラチン関連材料を製造する可能性を有することを示した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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