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J-GLOBAL ID:202202264978251542   整理番号:22A0363096

生産性と農業レジリエンスとの連結フレームワーク:危機におけるポーランドの経験的検証

A framework linking farming resilience with productivity: empirical validation from Poland in times of crises
著者 (4件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 81-103  発行年: 2022年 
JST資料番号: U1602A  ISSN: 1862-4065  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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要旨:農業部門のレジリエンスは,政策と制度の助けを得て数十年にわたり建設されてきた。しかし,その実際の存続は,農場が特定課題を克服しなければならない危機回数で評価される。著者らは,2008年の世界経済危機と2014年のロシアエンバーゴの2大経済危機があった,2006年から2015年の長期農業部門データ集合FADNを用い,著者らのレジリエンス評価アプローチを,ポーランド農業部門に基づき例証した。「潜在的レジリエンス」対「顕在レジリエンス」の差異を導入し,前者はレジリエンス能力(ロバスト性,適応性及び変換性)に基づき評価され,後者は有害な経済ショックに対応する全要素生産性(TFP)の分解観察に基づき評価される。したがって,提案フレームワークは直接的に2タイプのレジリエンスと生産性を結合する。技術変化と種々の効率変化および詳細な農業調査に,TFP分解のFaere-Primont法を適用して,特定の革新や生態系サービスなどの各々の農業分野における技術変化の駆動力を区別した。得られた知見から,部門間ならびに2つの異なる衝撃事象間の顕在レジリエンスは農場により異なると分かった。作物農場と穀食動物農場(豚と家禽)だけが両方の危機へのレジリエンスを維持し,ロバスト性および/または適応性を維持した。前者は,最も生産的な技術を持ち革新性の適用のリーダーであり,一方,後者は,革新性では2番手で,技術への生態系サービス適用ではかなり良かった。他の農場タイプは,最初の危機ではレジリエンスがなかったが,2番危機ではロバスト性があった。この研究成果は持続可能性志向政策に意味がある。Copyright The Author(s) 2021 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農業経済,農業経営  ,  産業経済  ,  環境工学一般 

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