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J-GLOBAL ID:202202265063174259   整理番号:22A1084313

ヒト唾液中の7種のステロイドホルモンの同時定量:誘導体化試薬としてO-エチルヒドロキシルアミン塩酸塩に基づく新規方法【JST・京大機械翻訳】

Simultaneous quantitative analysis of seven steroid hormones in human saliva: A novel method based on O-ethylhydroxylamine hydrochloride as derivatization reagent
著者 (8件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: e9242  発行年: 2022年 
JST資料番号: T0695A  ISSN: 0951-4198  CODEN: RCMSEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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RATIONALE:唾液は,臨床診断の分野で血清または血漿に対するより便利な代替として広く受け入れられている。しかし,唾液中の微量成分の検出はボトルネック問題である。本研究の目的は,液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析(LC/MS)によるヒト唾液中の低イオン化効率を含む微量ステロイドホルモンの同時定量のための高感度かつ信頼性のある方法を開発することであった。【方法】:唾液を,混合同位体内部標準を含むアセトニトリルによって除蛋白し,メチルtert-ブチルエーテルで抽出した。抽出溶液を窒素気流下で乾燥し,残留物を80%メタノール/水溶液(v/v)中で50mMのO-エチルヒドロキシルアミン塩酸塩を用いて誘導体化した。処理した試料を多重反応モニタリング(MRM)モードでLC/MSによって測定した。【結果】:本法は,ヒト唾液中の7つのステロイドホルモンの同時定量のために首尾よく確立され,優れた特異性と感度を示した。すべてのステロイドホルモンの定量限界(LOQs)は5pg/mL以下であり,特にプロゲステロンのLOQは0.15pg/mLと低かった。直線相関係数(r)は,T,DHEA,A4,P4,P5,および17OHP4に対して2~200pg/mLの範囲で0.9990より大きく,また17OHP5に対して5~500pg/mLの範囲であった。日内および日間変動は,それぞれ,1.86%から7.83%および1.95%から10.4%の範囲であった。本法の回収率は,3つのスパイク濃度を用いたすべてのステロイドホルモンに対して86.9%から111.1%の範囲であった。結論:ヒト唾液中の7種類の微量のステロイドホルモンの同時定量のための新規LC/MS/MS法を開発した。方法論的研究の結果は,この方法が人体中の遊離ステロイドホルモンの評価のための優れた感度と信頼性を示した。本法は,いくつかの内分泌障害の補助診断のためのステロイドホルモン代謝の有用な情報を提供できると考えられる。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の各種分析  ,  生物薬剤学(基礎) 

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