抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】敗血症関連の急性腎障害(SA-AKI)の28日死亡率に対する血清可溶性CD73(sCD73)と逐次的臓器不全スコア(SOFA)の予測値を評価する。方法:184例のSA-AKI患者と50例の健康ボランティアの臨床データを前向きに収集した。28日後に,SA-AKI患者を生存群(n=142)と死亡群(n=42)に分けた。AKI病期分類基準に従って,AKII期(n=90),AKIII期(n=50)およびAKII期(n=44)に分けた。単変量と多変量ロジスティック回帰分析の臨床資料により、SA-AKI患者の28d死亡の独立影響因子を確定する。Spearman相関分析を用いて,SA-AKI患者の血清sCD73レベルとSOFAスコアとの相関性を検討した。血清sCD73レベル,SOFAスコア,およびSA-AKIの28日死亡率のリスクを,受信者動作特性(ROC)曲線によって評価した。【結果】SA-AKI患者の血清sCD73レベルは,健常ボランティアよりも有意に高かった[μg/L:7.42(4.29,11.23)対5.37(3.14,7.27),P<0.001]。SA-AKI患者の28日死亡率は22.8%(42/184)であった。死亡群の血清sCD73レベルは生存群より明らかに低かった[μg/L;2.76(1.78,7.32)vs.8.07(5.81,11.75),P<SOFAスコアは,生存群よりも有意に高かった(P<0.05)。10.67±3.03vs.7.53±2.89,P<0.001)。AKI分期の増加に伴い、SA-AKI患者の血清sCD73レベルは順次低下し、SOFAスコアが順次上昇し、統計学的有意差があった(P<0.05)。多変量ロジスティック回帰分析は,年齢(OR=1.088,95%CI1.0391.139,P<0.001,SOFAスコア(OR=1.341,95%CI1.1271.597,P=0.001),AKIII期(OR=8.719,95%CI1.66545.651,P=0.010)。AKII期(OR=29.920,95%CI5.009178.709,P<治療(OR=0.138,95%CI0.0270.693,P=0.016)とsCD73(OR=0.910,95%CI0.8330.993,P=0)は,それぞれ,0.001)と,連続的腎代替療法(OR=0.138,95%CI0.0270.693,P=0.016)とsCD73(OR=0.910,95%CI0.8330.993,P=0)であった。034)はSA-AKI患者の28d死亡の独立影響因子である。血清sCD73レベルはSOFAスコアと負の相関があった(rs=-0.319,P<0.001)。ROC曲線分析結果により、血清sCD73レベルとSOFAスコアとの併用によるSA-AKI患者の28d死亡リスクを予測するAUCは2つの指標単独予測(0.854vs.0.766、Z=2.160、P<0.05;0.854vs.0.785,Z=2.925,P<0.05)。血清sCD73の最適なカットオフ値が5.84μg/Lの時、診断感度は71.43%、特異性は72.54%、SOFAスコアの最適なカットオフ値が8分の時、診断感度は80.96%、特異性は66.90%であった。感度は83.33%,特異性は78.87%であった。結論:血清sCD73レベルの低下、SOFAスコアの上昇はSA-AKI患者の28d死亡の独立危険因子であり、両者の併用検査はSA-AKI患者の28d死亡リスクに対して良好な予測価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】