文献

J-GLOBAL ID：202202265311653234   整理番号：22A1156763

廃棄鋳物砂を含むジオポリマモルタルの機械的,耐久性および環境評価【JST・京大機械翻訳】

Mechanical, durability properties, and environmental assessment of geopolymer mortars containing waste foundry sand

著者 (3件)： Sabour Mohammad Reza (Civil Engineering Faculty, K. N. Toosi University of Technology, Tehran, Iran) ,  Derhamjani Ghazaleh (Civil Engineering Faculty, K. N. Toosi University of Technology, Tehran, Iran) ,  Akbari Mohammadamin (Civil Engineering Faculty, K. N. Toosi University of Technology, Tehran, Iran)
資料名： Environmental Science and Pollution Research  (Environmental Science and Pollution Research)
巻： 29  号： 16  ページ： 24322-24333  発行年： 2022年 
JST資料番号： W4325A  ISSN： 0944-1344  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 今日,産業と建設活動の拡大に伴い,持続可能な開発,リサイクル,再利用などの環境問題への注意が重要である。セメント製造の世界的な需要は増加している。セメントの1トンは大気中に二酸化炭素の約1トンを放出する。また,淡水の後,砂は消費された第2の天然資源と考えられている。限られた砂資源とセメント製造の環境問題に関する懸念のため,本研究では,セメントの代替としてスラグベースのジオポリマーモルタルにおける骨材に代わるものとして廃棄物鋳物砂(WFS)の使用を考察した。WFSは鋳物産業の副産物であり,大量に生産され,埋立地に埋設され,スラグは鉄と製鋼プロセスの副産物であり,高セメント質で,ケイ酸カルシウム水和物(CSH)が高い。本研究では,WFSを用いたジオポリマーモルタルの機械的,耐久性および環境アセスメントを調べた。結果は,91日の材齢で処理WFSを含むジオポリマーモルタルの圧縮強度がセメント系モルタルと比較して158%の増加を有することを示した。未処理のモルタルと比較して,処理したWFSを含むジオポリマーモルタルの接着と曲げ強度は,それぞれ145%と18%増加した。毒性特性浸出法(TCLP)の結果は,浸出液WFS中の重金属濃度,処理および未処理WFSを含むモルタル,および粉砕粒状高炉スラグ(GGBF)スラグが標準許容限界内にあり,WFSが有害廃棄物ではないことを示した。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： セメント ,  スラグ ,  コンクリート ,  鉄 ,  *鋳物砂 ,  骨材 ,  埋立地 ,  *砂 ,  重金属 ,  二酸化炭素 ,  *無機重合体 ,  *モルタル ,  圧縮強さ ,  有害廃棄物 ,  持続可能な開発
準シソーラス用語： *ジオポリマ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ジオポリマ ,  廃棄物鋳物砂(WFS) ,  リサイクル ,  コンクリート技術 ,  TCLP;ICP-MS

分類 (2件)： 資源回収利用  (SC05060V) ,  骨材  (YC05060B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 廃棄 ,  鋳物砂 ,  環境評価