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J-GLOBAL ID:202202265406859922   整理番号:22A1007071

Xバンド画像を活用した都市部における面的な地盤変動モニタリングの検証

VERIFICATION OF AREAL GROUND DEFORMATION MONITORING IN URBAN AREAS USING X-BAND IMAGES
著者 (2件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 1-14(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: U0254A  ISSN: 2185-6591  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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高度経済成長期に深刻な社会問題であった都市部での地盤沈下は,1960年代以降に施行された地下水揚水規制により現在では収束に向かっている.しかしそれにより地下水位の回復が促され,新たに地盤が隆起する問題が発生しつつある.地盤隆起の速度は過去の地盤沈下の速度と比較すると小さく,軽視されやすい一方,地盤隆起災害の発生リスクが今後懸念される.本研究では,短波長で都市部の散乱解析に有効なXバンド画像を活用した時系列SAR解析により,都市部の面的な地盤変動の監視を試み,水準測量データの時空間的補完や,地下水位変動との関連について検証する.解析の結果,水準測量データに対しRMSEは1.6mm/yearであり,空間的補完が可能なことが示された.さらに,地下水位上昇量と地盤隆起量との間には,強い相関を持つことが判明した.(著者抄録)
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分類 (2件):
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写真測量,空中写真  ,  自然災害 
引用文献 (25件):
  • 1) 清水満,鈴木尊:地下水の上昇に対する地下駅の対策工事,土と基礎,Vol. 53, No. 10, pp. 29-31, 2005.
  • 2) 岡田篤生,岡泰子:浮力とたたかうビル,日経アーキテクチュア,No. 661, pp. 102-117, 2000.
  • 3) Kobayashi, T. : The 2011 Tohoku earthquake and the related disasters observed by InSAR using ALOS/PALSAR: Mainshock, induced inland earthquakes, and liquefaction, Synth. Aperture Radar (APSAR), 2013 Asia-Pacific Conf., pp. 540-543, 2013.
  • 4) 佐藤浩,岡谷隆基,小荒井衛,鈴木啓,飛田幹男,矢来博司,関口辰夫:SAR干渉画像を用いた地すべり地表変動の検出について-山形県月山周辺を事例にして-,日本地すべり学会,第49巻,第2号,pp. 61-67, 2012.
  • 5) Abidin, H. Z., Andreas, H., Gumilar, I., Fukuda, Y., Pohan, Y. E. and Deguchi, T. : Land subsidence of Jakarta (Indonesia) and its relation with urban development, Natural Hazards, Vol. 59, No. 3, pp. 1753-1771, 2011.
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