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J-GLOBAL ID:202202265424345265   整理番号:22A0409406

食物繊維ラムノガラクツロナンは微生物相非依存的に腸上皮バリア機能を改善する【JST・京大機械翻訳】

The dietary fibre rhamnogalacturonan improves intestinal epithelial barrier function in a microbiota-independent manner
著者 (10件):
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巻: 179  号:ページ: 337-352  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0334A  ISSN: 0007-1188  CODEN: BJPCB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景とPURPOSE:食物繊維は消化不能であるが腸微生物叢により発酵される多糖類の複雑なグループから成り,短鎖脂肪酸の産生を通して間接的に腸粘膜に有益な効果を促進する。植物Acmella oleracea由来の多糖類,ラムノガラクツロナン(RGal)は腸上皮バリア機能に直接影響することを見出した。本研究の目的は,RGalが上皮バリア機能を増強する機構を決定することであった。EXPERIMENTAL APPROACH:結腸上皮細胞系(Caco-2,T84)の単層およびオルガノイド由来のヒト初代細胞をUssingチャンバーに搭載し,バリア機能を評価した。バリア機能に及ぼすRGal効果の細胞機構は,TLR-4およびPKCアイソフォームの阻害剤を用いて決定した。KEY(1000μg ml-1)は,Caco-2,T84およびヒト初代細胞単層において,トランス上皮電気抵抗(TER)の増加およびフルオレセインイソチオシアナート(FITC)-デキストランフラックスの低下により示されるように,バリア機能を有意に増強し,カルシウムスイッチアッセイにおいてCaco-2細胞におけるタイトジャンクション再集合を加速させた。RGalはまた,FITC-デキストランフラックスに対する炎症性サイトカインのバリア損傷効果を逆転させ,オクルディンのタイトジャンクション分布を維持した。RGalはTLR4発現HEKレポーター細胞でTLR4を活性化し,TLR4阻害剤C34により阻害された。RGalの効果はPKC,特にイソ型PKCδとPKCζに依存した。【結論】IMPLICATIONS:RGalは,TLR4とPKCシグナル伝達経路の活性化を通して腸上皮バリア機能を強化する。作用のRGal機構の解明は,炎症性腸疾患における粘膜治癒を増強する新しい食事アプローチにつながる可能性がある。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  多糖類 

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