文献
J-GLOBAL ID:202202265458467892   整理番号:22A0660275

少花粉スギ・ヒノキコンテナ苗木養成に関する研究-1年生苗木の場合-

Study on nursery practices for less pollen Cryptameria japonica and Chamaecyparis obtusa container seedings-current year seedings-
著者 (1件):
資料名:
号: 37  ページ: 27-46  発行年: 2022年03月 
JST資料番号: G0929B  ISSN: 0388-8509  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
当研究所内少花粉スギ・ヒノキ採種園において,採取した当年種子をそれぞれ翌年1月末に,キャビティ内に直接播種した場合(直接播種),及び別途,セルトレイに播種し,その後,セル苗(稚苗)をキャビティに移植した場合について,当年の生育状況をそれぞれ調査した。その結果,肥効調整型肥料(ハイコントロール270)のみ使用した場合でも当年11月末時点には,少花粉スギの場合,山行苗規格割合は,直接播種が平均83.8%,移植が平均70.0%であったのに対し,少花粉ヒノキの場合では,直接播種が平均90.0%,移植が平均61.3%であった。コンテナ苗の地下部形状(根の形状良否)も加味した山行苗規格は,両樹種ともに,直接播種及び移植にかかわらず,上記数値の約90%と推定された。このことから,上記方法,とりわけ直接播種により得られた1年生コンテナ山行苗では,移植に比べ高い割合で規格苗を確保でき,かつ根の形状も良好な健全苗であることが明らかになった。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林植物学  ,  造林一般 
引用文献 (28件):
  • 遠藤利明 (2007) コンテナ苗の技術について, 山林: 60-68.
  • 原真司・飛田博順・松田修 (2017) コンテナ苗の効率的生産に向けた技術開発と課題,森林科学 80:18-21.
  • 細川博之・池田則男 (2017) ヒノキコンテナ苗の初期成長に関する試験研究,平成28年度森林・林業交流研究発表集録: 165-168.
  • 岩井有加・大塚和美・長谷川尚史 (2012) スギコンテナ苗の形態的特徴と植栽後の成長,現代林業 5月号: 40-44.
  • 壁谷大介・宇都木玄・来田和人・小倉晃・渡辺直史・屋代忠幸・梶本卓也・田中浩 (2016) 複数試験地データからみたコンテナ苗の植栽後の活着及び成長特性, 日林誌 98:214-222.
もっと見る

前のページに戻る