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J-GLOBAL ID:202202265783465966   整理番号:22A2725595

廃棄物焼却熱の産業での活用を推進するための情報共有と安定需給に関する検討

Study on Information Sharing and Stable Steam Supply and Demand System to Promote the Use of Heat Recovered From Waste Incineration Process in Industries
著者 (5件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 282-291(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: U1273A  ISSN: 1884-5029  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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気候変動防止のために,カーボンニュートラルの早期実現に向けた動きが国内外で加速している。廃棄物焼却施設から製造工場への蒸気供給が一般的に行われるようになれば,産業セクターからのCO2排出の効率的な削減と,廃棄物の高効率な活用の観点から有効であるが,国内では実施がほとんど進んでいない。そこで,事業の潜在的な関係者との情報共有によって,蒸気供給の事業化を促進することができるかを検討・実証することと,事業化にあたっての障壁となる,蒸気の安定供給の仕組みを提案し,その経済性の評価を行うことを目的に研究を行った。情報共有及び面談を行った40機関のうち37機関は事業化に高い関心を示し,そのうち2021年12月1日現在で28機関が,実現可能性調査の実施もしくは支援を行っており,事業化に向けた取り組みの促進が可能であることが分かった。また,蒸気の安定供給の仕組みについては,経済的に導入可能なものとなり得ることを示した。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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ごみ処理  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
引用文献 (15件):
  • 1) Ashina S., J. Fujino, T. Masui, T. Ehara and G. Hibino (2012) A roadmap towards a low-carbon society in Japan using backcasting methodology: Feasible pathways for achieving an 80% reduction in CO2 emissions by 2050. Energy Policy, 41, 584-598.
  • 2) 大西 悟・藤井 実・後藤尚弘(2021)産業都市における地域循環共生圏形成にむけた障壁の実態解析と対応策の考察-熱EIP事業を対象として-.土木学会論文集G(環境),77, II_235-II_246.
  • 3) 環境省環境再生・資源循環局廃棄物適正処理推進課(2018)高効率ごみ発電施設整備マニュアル,39pp.
  • 4) 環境省環境再生・資源循環局廃棄物適正処理推進課(2021)日本の廃棄物処理令和元年度版,90pp.
  • 5) 富士経済(2017)産業施設におけるエネルギー消費の実態総調査2017.
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