抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・秋田県の水稲栽培で発生している黄化症状に対して,これまで硫安追肥や一時的な落水では不十分であったことから,新たに窒素を含まない資材である石膏を施用した場合の効果について報告。
・春の耕起前に圃場に石膏を全面施用した場合,水稲の総籾数は増加し,精玄米は増収し,品質上も問題なく,黄化症状の改善効果があることを確認。
・本方法には肥料の高コストと労働負担が大きいという問題点があることから,肥料の散布量削減と省力化を目的に育苗箱施用の可能性について検討したが,条件によっては効果が現れにくいことが判明。
・硫黄欠乏の発生には石膏施用以外の硫黄収支も考慮すべきであるから,土壌診断による判断が重要。