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J-GLOBAL ID:202202266516860998   整理番号:22A0228813

METTL3はマウスにおける肝臓ホメオスタシス,肝細胞倍数性および概日リズム制御遺伝子発現を調節する【JST・京大機械翻訳】

METTL3 Regulates Liver Homeostasis, Hepatocyte Ploidy, and Circadian Rhythm-Controlled Gene Expression in Mice
著者 (15件):
資料名:
巻: 192  号:ページ: 56-71  発行年: 2022年 
JST資料番号: E0065B  ISSN: 0002-9440  CODEN: AJPAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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(G/A)(m6A)Cモチーフでメチルトランスフェラーゼ13(METTL3)によりインストールされたmRNAの最も豊富な内部修飾剤であるN6-メチルアデノシン(m6A)は,遺伝子発現の調節に重要な役割を果たす。METTL3は胚発生に必須であり,その調節不全は様々な疾患と関連している。しかし,肝臓生物学におけるMETTL3の役割は,ほとんど知られていない。本研究では,METTL3機能を,新生児肝臓(Mettl3fl/fl;Alb-Cre)においてMettl3を枯渇させたマウスにおいて解明した。肝臓特異的Mettl3ノックアウト(M3LKO)マウスは,ポリアデニル化RNAのm6Aの全体的な減少と,非アルコール性脂肪肝疾患(eg,肝細胞バルーン形成,管型反応,ミクロステア症,多形核,DNA損傷,変化した肝細胞の病巣,焦点小葉と門脈炎症,および血清アラニントランスアミナーゼ/アルカリホスファターゼレベル上昇)に関連した病理学的特徴を示した。Mettl3枯渇肝細胞は高度に増殖し,二核肝細胞の数が減少し,核倍数体が増加した。M3LKO肝臓はm6Aの減少及び概日リズムにより調節されるいくつかの重要な代謝転写物の発現により特性化され,コア時計転写因子BMAL1及びCLOCKの核蛋白質レベルが低下した。M3LKO肝臓では,全Bmal1とClock mRNAの著明な減少が見られたが,その核レベルの増加は,核輸出の障害を示唆した。表現型と一致して,配列決定およびRNA配列決定と組み合わせたメチル化(m6A)RNA免疫沈降は,m6Aマーカーのトランスクリプトームワイド損失およびM3LKOにおける代謝に関与するmRNAの豊度の変化を明らかにした。まとめると,METTL3とm6A修飾は肝臓ホメオスタシスと機能の重要な調節因子である。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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遺伝子発現 

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