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J-GLOBAL ID：202202266524674077   整理番号：22A1112123

解離等温滴定熱量測定における初期熱解析:生体分子凝縮体の熱力学的解離のための分析ツール【JST・京大機械翻訳】

Initial heat analysis in dissociation isothermal titration calorimetry: An analytical tool for thermodynamic dissection of biomolecular condensates

著者 (2件)： Yun Jean Nyoung (School of Biological Sciences, Seoul National University, Seoul, 08826, Republic of Korea) ,  Koh Junseock (School of Biological Sciences, Seoul National University, Seoul, 08826, Republic of Korea)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 605  ページ： 127-133  発行年： 2022年 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マルチドメイン蛋白質または本質的に無秩序な蛋白質(IDP)は,しばしば液-液相分離(LLPS)を受け,膜のないオルガネラまたは蛋白質凝縮物を形成する。このような区画化は,様々な外部信号によって動的に調節される多くの細胞プロセスにおいて重要であると考えられている。しかし,蛋白質凝縮物の潜在的調節機能の基礎となる分子機構は,それらの集合に対する駆動力の限られた理解のために不明瞭のままである。ここでは,凝縮物を解離し,対応する解離熱を測定するために効率的な分析ツールとして等温滴定熱量測定(ITC)を提案した。総蛋白質濃度の関数としての初期解離熱のその後の分析は,解離(または凝縮)エンタルピーと臨界蛋白質濃度を含む協同凝縮物形成のための熱力学的パラメータの簡単で正確な決定を可能にする。系統的シミュレーションを行うことによって,さらに,初期熱解析が,広範囲の熱力学的性質を有する蛋白質凝縮物を定量的に分析するために十分にロバストであることを示した。したがって,解離ITCで測定した初期熱を解析する著者らの提案方法は,LLPSの分子駆動力を探索するための溶液変数の関数として熱力学量をさらに精査する機会を提供する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エンタルピー ,  *凝縮 ,  シミュレーション ,  *熱力学 ,  *熱量測定 ,  相分離 ,  タンパク質 ,  臨界 ,  液相 ,  オルガネラ ,  ロバスト性 ,  駆動力
準シソーラス用語： 分子機構 ,  *生体分子 ,  *等温滴定熱量測定 ,  熱力学パラメータ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 液相分離 ,  生体分子凝縮体 ,  等温滴定熱量測定 ,  初期熱解析 ,  解離エンタルピー ,  臨界蛋白質濃度

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 解離 ,  等温滴定熱量測定 ,  初期 ,  熱解析 ,  生体分子凝縮体 ,  熱力学 ,  分析ツール