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J-GLOBAL ID:202202266587642304   整理番号:22A0433001

無標識蛋白質アッセイのための光応答性アゾベンゼンドープ液晶に基づく光制御容量バイオセンサ【JST・京大機械翻訳】

Photocontrolled capacitive biosensor based on photoresponsive azobenzene-doped liquid crystals for label-free protein assay
著者 (5件):
資料名:
巻: 345  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0924A  ISSN: 0167-7322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アゾベンゼンドープ液晶(ADLC)はホログラフィック技術,光アクチュエータ,およびスマート窓のような分野で広く応用されているが,バイオセンシングにおけるそれらの可能性は調べられていない。本研究では,紫外線(UV)光に暴露すると,ネマチック液晶(LC)ホストE7をフォトクロミックアゾベンゼン色素ChAD-3C-SにドーピングしてADLCを調製し,trans-cis光異性化を行い,コレステリックからネマチック状態へのADLCの相転移を誘起した。ネマチックADLCを緑色光で照射すると,異性化と相転移は反転した。LC-ガラス界面でのウシ血清アルブミン(BSA)の検出と定量のための光応答性ADLCに基づくバイオセンシングプラットフォームを,ホメオトロピック配列試薬ジメチルオクタデシル[3-(トリメトキシシリル)プロピル]アンモニウムクロリド(DMOAP)で修飾した一連のガラス基質でサンドイッチLCセルを組み立てることによって構築した。DMOAP被覆ガラス基板の1つにBSAを固定化することにより,ADLCの物理的性質に対する生体分子の濃度依存効果を,偏光光学顕微鏡下の光学テクスチャ観察および透過分光法および静電容量測定を含む多重モード検出により定量的に解析した。光制御ADLCベース容量バイオセンサにおいて,BSAは,入射光の波長を交互にすることにより,ChAD-3C-Sのtrans-cis-trans異性化時のADLCの時間分解容量を測定することによって定量され,それは,検出限界(LOD)を8.8×10-3μg/mlに改善し,分光分析によって得られた値よりも1桁低かった。本研究からの結果は,ADLCsに特有な光制御性及び迅速応答特性が革新的LCベースバイオセンシング技術の開発に新しい可能性をもたらすことを示唆した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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ネマチック相  ,  その他の液晶 
物質索引 (1件):
物質索引
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