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J-GLOBAL ID：202202266729874580   整理番号：22A1090815

オキシトシン受容体遺伝子は小児期外傷によるBDNFエピジェネティックメチル化を適度にする【JST・京大機械翻訳】

Oxytocin receptor genes moderate BDNF epigenetic methylation by childhood trauma

著者 (4件)： Lee Hyun Seo (College of Arts and Science, New York University, New York, USA) ,  Kwon Aeran (Department of Social Welfare and Counseling, Chodang University, Muan, South Korea) ,  Lee Seung Hwan (College of Arts and Science, New York University, New York, USA) ,  Lee Seung Hwan (Department of Psychiatry, Inje University, Ilsan-Paik Hospital, Goyang, South Korea)
資料名： Journal of Affective Disorders  (Journal of Affective Disorders)
巻： 306  ページ： 167-173  発行年： 2022年 
JST資料番号： A1170A  ISSN： 0165-0327  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遺伝子-環境(G×E)相互作用は,外傷後ストレス障害(PTSD)の病態生理の理解において重要性を増している。本研究では,小児外傷性経験と脳由来神経栄養因子(BDNF)のエピジェネティックメチル化の相互作用効果,およびオキシトシン受容体(OXTR)遺伝子rs53576の可能な緩和効果について調べた。PTSD患者99名および健常対照者81名(HC)を採用した。小児外傷アンケート(CTQ)と外傷後ストレス障害チェックリスト(PCL)を含む臨床評価を実施した。BDNFメチル化とOXTR遺伝子タイピング(A対G対立遺伝子)を血液サンプリングを通して実施した。CTQとBDNFメチル化の間の関係に対するOXTR遺伝子の緩和効果を調べるために,2方向多変量解析と中程度の回帰分析を行った。HC群に関しては,CTQとOXTR遺伝子型の相互作用効果はBDNFメチル化で有意であり,減速モデルはCTQとOXTR群がBDNFメチル化の有意な予測因子であることを示した。G-OXTR型において,高CTQ群は,より大きなBDNFメチル化レベルを示した。PTSD群に関しては,相互作用または減速効果は見られなかった。本研究は,投薬量,投薬期間,および異なる外傷型を制御せず,小児外傷の評価は自己報告に基づいた。これらの結果は,小児の外傷性経験がBDNFメチル化に有意な影響を及ぼし,OXTR遺伝子が小児の外傷性エピソードを経験した人々においてこのエピジェネティックメカニズムに緩和効果を持つことを示唆した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  回帰分析 ,  多変量解析 ,  *メチル化 ,  *遺伝子 ,  遺伝子型 ,  チェックリスト ,  *外傷 ,  病態生理 ,  対立遺伝子 ,  *ホルモン受容体 ,  *情報伝達受容体 ,  *BDNF ,  *エピジェネティクス
準シソーラス用語： *オキシトシン受容体 ,  予測因子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 小児外傷 ,  BDNFメチル化 ,  オキシトシン受容体遺伝子 ,  遺伝子型コーディング ,  遺伝子順化環境 ,  エピジェネティクス

分類 (2件)： 精神科の基礎医学  (GR01020I) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (6件)： オキシトシン ,  受容体遺伝子 ,  小児期外傷 ,  BDNF ,  エピジェネティック ,  メチル化