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J-GLOBAL ID:202202266823596452   整理番号:22A0729269

クラトンエクロジャイトの海洋地殻原岩の炭酸塩変質に関する亜鉛同位体の証拠【JST・京大機械翻訳】

Zinc isotope evidence for carbonate alteration of oceanic crustal protoliths of cratonic eclogites
著者 (7件):
資料名:
巻: 580  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0688A  ISSN: 0012-821X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Koidu kimberlite複合体,Sierra Lone,西アフリカクラトンからの低MgO(<13wt.%)と高MgO(>16wt.%)エクロジャイトの亜鉛同位体組成(δ66Zn_JMC-Lyon)は,クラトンエクロジャイトの起源を制約する。低MgOエクロジャイトのδ66ZnはMORB様から著しく高い値(0.21‰から0.75‰)の範囲であり,Zn濃度と逆相関する。海洋炭酸塩は玄武岩質岩より高いδ66Znとより低いZn濃度を特徴とするので,低MgOエクロジャイトは沈み込みの際に地殻内の炭酸塩と同位体交換を受けた変質海洋地殻原岩に由来することが示唆される。低MgOエクロジャイトと比較して,高MgOエクロジャイトの全ては,高いδ66Zn(0.35‰から0.95‰)を有するが,それらは,低いZn濃度とZn/Fe比を有し,両方とも,MgO含有量と負の相関がある。これらの特徴は,浸透超苦鉄質メルトから結晶化した二次単斜輝石の添加による低MgOエクロジャイトの交代作用による高MgOエクロジャイトの形成を指摘する。このように,低MgOと高MgOエクロジャイトの両方は,沈み込んだ炭酸塩胚胎海洋地殻のインプリントを有する。本研究は,海洋炭酸塩の特徴的に高いδ66Znシグネチャが,高いδ66ZnとZn/Feを有するプレート内アルカリ玄武岩のマントル源に寄与するかもしれない深く沈み込んだ海洋地殻に保持されることを示した。したがって,Zn同位体はマントル中の炭酸塩リサイクルを追跡する実行可能な手段を提供する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
岩石圏の地球化学一般  ,  同位体地質学 

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