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J-GLOBAL ID:202202266950156384   整理番号:22A0832292

単鎖可変フラグメント抗体は不可逆的結合により抗神経壊死ウイルス活性を示す【JST・京大機械翻訳】

A single-chain variable fragment antibody exerts anti-nervous necrosis virus activity by irreversible binding
著者 (10件):
資料名:
巻: 552  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: E0784A  ISSN: 0044-8486  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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感染幼虫と稚魚の間でほぼ100%の死亡率を引き起こす壊死性壊死ウイルス(NNV)は水産養殖産業に深刻な影響を与える。NNVに対する種々のワクチンが研究されているが,それらは未成熟免疫系でfryにおいて十分に強い免疫をほとんど引き起こさない。受精時の感染の可能性を排除するため,著者らは,オレンジスポットグループ化神経壊死ウイルス(OGNNV)に対するSc3F9と名付けられた単一鎖可変フラグメント(ScFv)抗体に基づく中和による抗NNV戦略を適用した。Sc3F9は,G_122-L_128およびL_141-A_148のCPフラグメント上の2つの不連続標的部位との相互作用により,48.6nMの解離定数(K_D)を有するウイルスカプシド蛋白質(CP)のシェルドメインに結合する。結合容量は,タンデムでSc3F9(DSc3F9)の二重コピーを発現する原核生物により増強され,OGNNVへの不可逆的結合による増強アビディティ(K_D=29.5nM)は,高塩分でも安定であり,海水における広い応用可能性を示した。DSc3F9は,作用濃度(40μg/mL)ですべてのNNV血清型に結合するために,ベータノダウイルス属内で大きな認識幅を示し,低濃度(10μg/mL)で異なるレベルの結合能力によってこれらの3つの血清型を区別した。DSc3F9は,そのビリオンを破壊してウイルス様粒子侵入を遮断し,平均半最大阻害濃度(IC50)値0.64μMで強く中和したOGNNVを遮断した。さらに,DSc3F9は受精率及び孵化率の低下なしに人工授精前の洗浄グループ卵による受精時のNNV感染を効率的に排除した。したがって,著者らの結果は,強い抗NNV候補を得るだけでなく,NNVフリーグループ卵を得るために,NNV汚染除去へのアプローチを提供した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗原・抗体・補体の生産と応用  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  抗原・抗体・補体一般  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 

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