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J-GLOBAL ID:202202267039570776   整理番号:22A0148377

合成石炭灰中の金属鉄添加によるAr雰囲気下の灰溶融挙動に及ぼす鉄原子価分布の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of iron valence distribution on ash fusion behavior under Ar atmosphere by a metallic iron addition in the synthetic coal ash
著者 (9件):
資料名:
巻: 310  号: PA  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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石炭中の不純物は高温で重大な灰関連問題を引き起こし,石炭ガス化装置の安定運転を脅かす。灰溶融特性に及ぼす鉄の影響は,その多重原子価(Fe3+,Fe2+およびFe0)のため,まだ不明である。本研究では,金属鉄添加による合成石炭灰の溶融挙動に及ぼす鉄価の影響を調べた。灰溶融温度(AFT)分析器と熱機械分析(TMA)によって灰の可融性を特性化し,対応する灰溶融機構を結晶化相発展,熱変化,および熱力学モデリングから明らかにした。結果は,石炭灰の初期変形温度が初期の灰収縮/融解事象を反映することができないことを示した。金属鉄の添加は,低温共晶反応を促進し,灰の初期融解温度を低下させるFe2+含有鉱物の形成をもたらした。しかし,初期収縮温度は液体含有量に依存し,CaO含有量に影響される。低カルシウム灰では,金属鉄添加はFe2+の生成をもたらし,Si-Fe-O系の共晶反応に有利である。低カルシウム灰の初期収縮温度は,液体の大量形成のために減少する。対照的に,高カルシウム灰の豊富なカルシウムは,Fe3+のFe2+への転移を防ぎ,Fe2+と結合して,ヘドenberg鉱を形成し,Si-Al-Ca-O系とSi-Fe-O系の共晶反応を遅らせた。したがって,高カルシウム灰の初期収縮温度は金属鉄添加と共に増加する。最後に,初期融解温度は,初期灰融解事象を予測するガイドとして潜在的に作用する熱力学的モデリングによって得られる初期液体温度と相関できる。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
石炭及びコークスの性質,組成,分析,試験  ,  燃焼一般 

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