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J-GLOBAL ID:202202267136021292   整理番号:22A1028933

緑藻類Ulva(Ulvophyceae,Chlorophyta)におけるミトコンドリアゲノムの進化の理解【JST・京大機械翻訳】

Understanding the Evolution of Mitochondrial Genomes in the Green Macroalgal Genus Ulva (Ulvophyceae, Chlorophyta)
著者 (11件):
資料名:
巻:ページ: 850710  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7076A  ISSN: 2296-7745  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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緑色大型藻類属Ulva(Ulvophyceae,Chlorophyta)におけるミトコンドリアゲノム(ミトゲノムまたはmtDNA)の進化へのより多くの洞察を得るために,著者らは6種から7つのUlva mitomeomesを配列し,また,1つのPercursariaマイトジェンをグループとして配列し,それらを利用可能なUlva mtDNAデータと比較した。比較分析は,多くの新しい知見を明らかにした。第1に,Ulva マイトジェン活性化蛋白質キナーゼは,29の蛋白質コード遺伝子(PCG),3つのリボソームRNA遺伝子(rRNA),26の転送RNA遺伝子(tRNA),3つの保存された自立性オープンリーディングフレーム(orfs),およびRNアーゼPの1つの推定RNAサブユニット(rnpB)を含む合計62のコア遺伝子を共有した。以前に未認識のrrn5遺伝子は,trnG(ucc)とtrnW(cca)の間に位置するすべての配列決定されたulvalean mitomeomesに存在する。第2に,Ulva マイトジェン活性化蛋白質キナーゼにおけるtRNAの進化は,tRNAの重複,転位,再形成,変性,損失および動員を含む異なる過程に関連する。3つのtRNA,すなわちtrnT1(ug),trnI1(gau)およびtrnM2(ca)の重複は,Ulva mitomeomesにおいて観察された。第3に,単一サブユニットDNA依存性RNAポリメラーゼ(ssRNAP)ファミリーに属するDNA指向RNAポリメラーゼ(rpos)は,ulvalean mitomeomesにおいて一般的である。全部で3つの全長と55のスプリットrpoが,これらの33のulvalean mitomeomesで検出された。4番目に,6種類のグループI/IIイントロンを,これらulvalean mitomeomesにおける7つの宿主遺伝子(atp1,cox2,nad3,nad5,rnl,およびrns)に関連する29の挿入部位で検出した。1群IBイントロン,すなわち,GIY-YIGホーミングエンドヌクレアーゼ(GHE)を運ぶイントロンcox1-214を,Ulvaオルガネラゲノムにおいて初めて観察した。最後に,マイトゲノムデータセットに基づく系統ゲノム解析は,Ulvaが2つの姉妹クレードに分割され,Ulva系統IとIIを表し,これは色素体ゲノムデータセットに基づく結果と一致することを示した。本研究は,緑藻類におけるミトコンドリアゲノムの進化をより良く理解するためのより重要な知見を提供する。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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遺伝子の構造と化学 
引用文献 (83件):
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  • Blomster J., Bäck S., Fewer D. P., Kiirikki M., Lehvo A., Maggs C. A., et al (2002). Novel morphology in Enteromorpha (Ulvophyceae) forming green tides. Am. J. Bot. 89 1756-1763. doi: 10.3732/ajb.89.11.1756
  • Bonen L., Vogel J. (2001). The ins and outs of group II introns. Trends Genet. 17 322-331. doi: 10.1016/s0168-9525(01)02324-1
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