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J-GLOBAL ID：202202267346489560   整理番号：22A0328479

ナノメートルサイズの体積におけるエネルギー付与とイオン化収率【JST・京大機械翻訳】

Energy imparted and ionization yield in nanometre-sized volumes

著者 (4件)： Selva A. (Istituto Nazionale di Fisica Nucleare INFN, Laboratori Nazionali di Legnaro, Viale Dell’Universita 2, Legnaro, Italy) ,  Bolst D. (Centre for Medical Radiation Physics, University of Wollongong, Wollongong, NSW, 2522, Australia) ,  Guatelli S. (Centre for Medical Radiation Physics, University of Wollongong, Wollongong, NSW, 2522, Australia) ,  Conte V. (Istituto Nazionale di Fisica Nucleare INFN, Laboratori Nazionali di Legnaro, Viale Dell’Universita 2, Legnaro, Italy)
資料名： Radiation Physics and Chemistry  (Radiation Physics and Chemistry)
巻： 192  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： D0627A  ISSN： 0969-806X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 放射物理学において,放射の生体有効性は,一般に与えられたサイズの敏感な体積に付与されたエネルギーから推定される。しかし,この量の測定は,イオン化電荷信号を,粒子タイプとエネルギーに無関係に,一定の較正因子によって与えられるエネルギーに変換することにより,イオン化ベースの手法でほとんど排他的に行われる。この手順は,感度体積の組織等価サイズが1μmのオーダーであり,この場合,放射線誘起衝突の数が高く,単一衝突当りのエネルギー移動の分布は多重平均化によりマスクされるため,信頼性が高い。しかし,その信頼性は,実験ナノ線量測定の場合のように,感度体積の大きさがナノメートルスケールに減少するとき,疑問に呼ばれる。この理由で,本研究では,2つの確率的量エネルギー付与とイオン化収率の間の関係を調べ,直径100nmから1nmまでの球形感受性体積におけるモンテカルロシミュレーションによって計算した。分析は,1~100MeV/uのエネルギー範囲で陽子と炭素イオンに対して行い,それらの直径に沿って液体-水感受性球を交差させた。シミュレーションをGeant4-DNAモンテカルロコードを用いて行い,2つの異なる物理リストを用いた。エネルギー付与とイオン化収率との間に強い相関があり,それらの平均値だけでなく,感度体積の直径が1nmと小さい場合でも,それらの全確率的分布も含めた。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *イオン化 ,  エネルギー移動 ,  電荷 ,  陽子 ,  信頼性 ,  放射線 ,  線量測定 ,  DNA【核酸】 ,  感受性 ,  収率 ,  多重化 ,  バイオアベイラビリティ
準シソーラス用語： モンテカルロシミュレーション ,  炭素イオン ,  *エネルギー付与 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： エネルギー付与 ,  イオン化収率 ,  ナノドシメトリー ,  Geant4-DNA

分類 (3件)： 放射線化学一般  (CB09010B) ,  原子と光子の相互作用  (BH03060F) ,  X線スペクトル  (BH03040J)

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノメートルサイズ ,  体積 ,  エネルギー付与 ,  イオン化 ,  収率