文献
J-GLOBAL ID:202202267730936554   整理番号:22A0884542

単糖類残基の還元的アミノ化による小型化キチンナノファイバからのヒドロゲル化

Hydrogelation from Scaled-Down Chitin Nanofibers by Reductive Amination of Monosaccharide Residues
著者 (3件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 10-17(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: U0723A  ISSN: 2189-7654  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
小型化キチンナノファイバ(SD-ChNF)分散液系は,1.0mol/L酢酸水溶液中での超音波処理によって,部分的に脱アセチル化されたキチンナノファイバ膜から得られる,ことを以前に報告した。本検討では,SD-ChNFからのヒドロゲル化が,キチンのアミノ基による単糖類残基の還元的アミノ化を経由して起こることを実証した。D-キシロース(Xyl)の還元的アミノ化を,SD-ChNF/水性酢酸分散液中で還元剤としてNaBH3CN存在下で実施し,Xyl修飾ChNFを生成した。選択された条件下で,ヒドロゲルが反応混合物中に形成された。凍結乾燥されたヒドロゲル生成物の走査型電子顕微鏡(SEM)画像は,ナノスケールでネットワーク構造を示した。ヒドロゲルは,同じ条件下でSD-ChNF上でD-グルコースとN-アセチル-D-グルコサミンの還元的アミノ化によっても調製された。更に,凍結乾燥された生成物は水中で再膨潤し,それらの弱いゲル挙動は動的粘弾性測定によって特性化された。様々な条件下で正確に行われた還元的アミノ化の結果に基づいて,還元的アミノ化中のネットワーク構造形成を経由したヒドロゲル化用の機構を提案した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
応用物理化学的操作・装置  ,  置換反応  ,  酸化,還元  ,  多糖類 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (35件):
  • C. Schuerch, H. F. Mark, N. Bilkales and C. G. Overberger, Encyclopedia of polymer science and engineering, 13, 87 (1986).
  • K. Kurita, Mar. Biotechnol., 8, 203 (2006).
  • M. Rinaudo, Prog. Polym. Sci., 31, 603 (2006).
  • C. K. S. Pillai, W. Paul and C. P. Sharma, Prog. Polym. Sci., 34, 641 (2009).
  • S. Ifuku and H. Saimoto, Nanoscale, 4, 3308 (2012).
もっと見る
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る