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J-GLOBAL ID:202202267740135098   整理番号:22A0764198

アンデスパラモのノボタン科における一般的受粉システムの最初の報告

First report on generalized pollination systems in Melastomataceae for the Andean paramos
著者 (7件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 160-172  発行年: 2022年 
JST資料番号: U0708A  ISSN: 1442-1984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ノボタン科は,いくつかの種に関して特殊化された受粉システムから一般的受粉システムへの遷移の記録がある,超多様化ファミリーである。これらの遷移は,新規,すなわち,予測できないおよび/または貧窮化花粉媒介者の生息場所,または特殊化された花粉媒介者が乏しい生息場所のコロニー形成に関連している。高地においてハチ類の多様性は低い。そのため,これらの環境において,無配偶生殖および自家受粉のような自立的生殖システムが発生する。本稿で著者らは,受粉システムの一般化に関連する花形質を研究し,コロンビアアンデスにおける2種の花の訪問者,すなわち,Miconia cataractaeおよびM. elaeoidesを登録した。著者らはM.elaeoidesの繁殖様式を調べた。いずれの種も,小型の花,中型の細孔径を持つ短型の葯および葯基部の花蜜生産孔があった。Miconia cataractaeは平均で1.62 μl 花蜜/花を産生し,糖濃度は6.78%のであった一方,M.elaeoidesは,0.09μl 花蜜/花を産生し,糖濃度は6.13%であった。いずれの種に関しても幅広い多様性の花粉媒介者を記録し,それは主に昆虫類の膜翅類と双翅類であった。Miconia elaeoidesの繁殖洋式は混合様式であり無配偶生殖による結実も可能であった。著者らは,花および葯のモルフォロジー,並びに花蜜産生はM. cataractaeとM.elaeoidesが共有するジェネラリスト受粉システムを生じる,収束的形質を示すと結論付けた。今回,著者らは,アンデスにおけるMiconia(およびノボタン科)に関する初めてのジェネラリスト受粉システムの記録,コロンビアにおける小型ポアセクションAmblyarrhenaからの種の最初の報告,および大型ポアセクションCremaniumからの種の最初の報告を示した。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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植物生態学  ,  植物形態学・解剖学 
タイトルに関連する用語 (3件):
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