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J-GLOBAL ID:202202267837198187   整理番号:22A0479313

ベルベリンはマウスにおいて肝細胞のERストレス軽減と腸微生物叢を調節することにより肝臓損傷誘導グルコースおよび脂質代謝障害を改善する【JST・京大機械翻訳】

Berberine improves liver injury induced glucose and lipid metabolic disorders via alleviating ER stress of hepatocytes and modulating gut microbiota in mice
著者 (12件):
資料名:
巻: 55  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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小胞体(ER)ストレスにより媒介される肝損傷は,肝臓グルコースと脂質代謝障害を含む多くの種類の肝臓疾患を引き起こし,長期肝障害は肝硬変と肝臓癌につながる。したがって,肝損傷を治療するための効果的な薬剤は,緊急に必要である。ベルベリンは漢方薬の多機能薬であり,種々の肝臓疾患を改善できる。ERストレス誘発性肝障害に及ぼすベルベリンの影響を研究するために,ツニカマイシンをベルベリン前処理の有無にかかわらずC57BL/6マウスに投与した。HE染色を用いて,肝臓組織の形態と組織学を検査した。血清と肝臓組織は,生化学指数とグルコースと脂質代謝,ERストレスとアンフォールド蛋白質応答(UPR)に関連する遺伝子の発現レベルをテストするために収穫された。16S rDNA配列技術を実施し,糞便微生物叢を検査した。ベルベリンによる前処理は,ツニカマイシンで処理したマウスの肝臓におけるトリグリセリド(TG)の過剰蓄積を軽減することができた。ツニカマイシン投与は,CHOP,Grp78及びATF6のようなERストレス及びUPRに関連する遺伝子の発現レベルの有意な増加を引き起こしたが,ベルベリン前処理はこれらの遺伝子の発現レベルを有意にダウンレギュレートした。ツニカマイシン投与は,マウスの糞便微生物叢のファミリーレベルでErysipelotrichaceaeに対するPrevotellaceaeの比率の増加をもたらし,この傾向はベルベリンの前処理によって逆転した。これらの結果は,ベルベリンが肝細胞におけるERストレスを軽減し,マウスの腸微生物叢を調節することにより,肝臓損傷誘発肝臓代謝障害を改善することを示した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  その他の薬物の基礎研究  ,  消化器の基礎医学  ,  薬物の合成 

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