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J-GLOBAL ID：202202267930670800   整理番号：22A0491069

選択的アニオンカプセル化と放出のためのエントロピー対エンタルピー制御温度/酸化還元二重トリガーケージ【JST・京大機械翻訳】

Entropy Versus Enthalpy Controlled Temperature/Redox Dual-Triggered Cages for Selective Anion Encapsulation and Release

著者 (2件)： Hamashima Kyosuke (Department of Applied Chemistry, Tokyo University of Science, 1-3 Kagurazaka, Shinjuku-ku, Tokyo, 162-8601, Japan) ,  Yuasa Junpei (Department of Applied Chemistry, Tokyo University of Science, 1-3 Kagurazaka, Shinjuku-ku, Tokyo, 162-8601, Japan)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 61  号： 5  ページ： e202113914  発行年： 2022年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新しいC_3対称イミダゾール配位子をホスフィンとホスフィンオキシドリンカー(それぞれLPとLPO)で設計し,二重トリガ動的閉配位ケージを実証した。LPとLPOは,BPh_4-に対して優れた選択性で,離散Zn_4L_4閉鎖ケージ(1Pと1PO)を形成し,一方,1Pと1POは,わずかに大きなサイズのアニオン[B(C_6H_4CH_3)_4-]も,より小さいサイズのアニオン(BF_4-,PF_6-,SbF_6-,およびOSO_2CF_3-)をも含んでいなかった。1POはアニオンカプセル化でより負のエンタルピーとエントロピー変化を示し,その結果,高温(343K)でカプセル化されたアニオンのほとんど全てを放出した(トリガー1:BPh_4-π*1PO[数式:原文を参照]1PO+BPh_4-)。対照的に,1Pは負のエンタルピーとエントロピー変化を有し,広範囲の温度(298Kから343K)にわたって捕獲されたアニオンを保存する。1Pケージは,穏やかな酸化剤(Ox.=H_2O_2)によって1POケージに定量的に酸化され,従って捕捉されたアニオンはレドックストリガ事象(トリガー2:BPh_4-π*1P+Ox.→1PO+BPh_4-)によって放出される。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *エンタルピー ,  *エントロピー ,  高温 ,  対称性 ,  ホスフィン ,  *酸化還元反応 ,  *アニオン
準シソーラス用語： *ケージ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： アニオン結合 ,  配位ケージ ,  動的組立 ,  ホスト-ゲスト系 ,  超分子化学

分類 (3件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X) ,  分子化合物  (CE02000C)

タイトルに関連する用語 (9件)： アニオン ,  カプセル化 ,  放出 ,  エントロピー ,  エンタルピー ,  制御温度 ,  酸化還元 ,  トリガー ,  ケージ