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J-GLOBAL ID:202202268224865623   整理番号:22A0749523

トマトにおけるレクチン受容体様キナーゼ1の過剰発現はFusarium oxysporum f.sp.Radicis-Lycopersiciに対する抵抗性を付与する【JST・京大機械翻訳】

Overexpression of Lectin Receptor-Like Kinase 1 in Tomato Confers Resistance to Fusarium oxysporum f. sp. Radicis-Lycopersici
著者 (6件):
資料名:
巻: 13  ページ: 836269  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7094A  ISSN: 1664-462X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Fusarium oxysporum f.sp.radicis-lycopersici(FORL)により主に引き起こされるFusarium クラウンと根腐病(FCRR)は,市販のトマト[Solanum lycopersicum(Sl)]収率に深刻な影響を与える。しかしながら,FORLに対する耐性を提供する遺伝子は限られ,FCRRに対する耐性の機構はよく理解されていない。レクチン受容体様キナーゼ(LecRKs)は多くの植物種における防御応答と免疫において重要な役割を果たす。しかし,特定のLecRKがFORLに対するトマト植物の応答に関与するかどうかは不明である。ここでは,SlLecRK1/Solyc09g011070.1の発現がFORLの感染により明らかに誘導されることを報告する。生化学的および細胞生物学的データは,SlLecRK1が細胞膜に位置する活性キナーゼであり,一方,リアルタイム定量的PCRデータは,SlLecRK1が主に茎と根で発現することを示唆した。遺伝学的研究は,SlLecRK1の過剰発現がFORLに対するトマト植物の耐性を著しく改善するが,野生型対照植物と比較して植物成長と発達の目に見える変化を引き起こさないことを示した。RNA-Seqデータは,FORLに対するトマト植物の耐性に及ぼすSlLecRK1の陽性効果が,主にエチレン応答性転写因子(ERF)遺伝子の発現を誘発することによって起こることを示唆した。まとめると,著者らの知見は,FCRR耐性トマト品種の開発のための新しい標的を同定するだけでなく,FORLに対するトマト植物の免疫応答の調節において,SlLecRK1とERFを連結する分子機構も示す。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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菌類による植物病害  ,  野菜 
引用文献 (70件):
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  • Bellande K., Bono J. J., Savelli B., Jamet E., Canut H. (2017). Plant Lectins and Lectin receptor-Like kinases: how do they sense the outside? Int. J. Mol. Sci. 18:1164. doi: , PMID: doi: 10.3390/ijms18061164
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  • Binder B. M. (2020). Ethylene signaling in plants. J. Biol. Chem. 295, 7710-7725. doi: , PMID: doi: 10.1074/jbc.REV120.010854
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